守れ! 平和憲法
大きなうねりに 大阪・コープおおさか病院
9条の会の5人が… 千葉・船橋二和病院健康友の会
二月一七日、友の会の新春のつどいで、平和部は恒例の平和コント「九条の会の代表五人が来た」を演じました。友の会大学のゼミナールで学長が代表五人を紹介する形です。 大江健三郎さんは「作家は想像力が命、世界の戦争や紛争がピタッと止められたら…と想像して下さい」と語ります。 梅原猛さんは、「仏教哲学では古代から、戦う勿れ、人を殺す勿れを根源にしている」と。このほかに井上ひさしさん、澤地久枝さん、三木睦子さんも登場しました。 五人の真中に安倍首相風の男が出てきて、「会場に日の丸がない」「この会は九条守れの人ばかりかい」といいかけましたが、皆で帰れ帰れと追い払う一幕も あり、出演の平和部員一同、溜飲がさがる思いでした。 (柏木文代通信員) |
戦火が消えることを祈って 北海道・札幌西・手稲健康友の会
友の会、医局、薬局の三つの九条の会で「平和を語る集い」を開き、六カ月の研修を終え、間もなく帰国されるアンサム・サリ医師のお話を聞きました。 サリ医師は「イラクはメソポタミア文明の発祥地でした。そんな歴史ある地が今、戦火にさらされ、これまでに八〇万人の子どもが死に、毎日五〇〇人の子ど もが命を落としています」と。ジャンボリーの青年たちがバザーの収益を、私たちは「折り鶴」の歌をプレゼントしました。 家族の元へ戻るのはうれしいけれど…といったあとの彼女の少し曇った表情に、戦火が一日も早く消えることを祈らずにはいられませんでした。 (坂野悠紀子通信員) |
心にズシンと… 香川民医連
二月一 〇日から、職場の仲間一二人で韓国平和ツアー(自主企画)に行ってきました。さっそくナヌムの家(元日本軍慰安婦が共同生活をしている家)へ。熱心な日本 人青年による説明のあと、元「慰安婦」の人たちや慰問にきていた韓国の平和青年グループ(四〇~五〇人)と一緒に夕食をとりました。
ホールに移って芸術グループの慰問団による国楽(パンソリ)を聴きました。司会者から、「日本の平和憲法を守ってくださいネ」と最後にいわれたことが心にズシンときました。
ソデムン刑務所では日本がかつて侵略し暴虐の限りをつくしたことを、日本人が決して忘れてはならず、また韓国の人たちは忘れていないことを痛感しました。
(野口卓通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気5月号No.187より