仲間ふやし
「明日からすぐ使えるね」 北海道・道東勤医協友の会連合会
初めての乳がん検診 東京・葛西健康友の会
一〇月 一四日、葛西みなみ診療所の前にマンモグラフィ検診車が横付けされました。葛西健康友の会と新婦人がとりくんだ乳がん検診。初めての経験でしたが、目標の 四〇人を大きく超える希望者があり、乳がんに対する関心の高さに驚きました。一一月一一日に説明会を開き、本人に結果が渡されました。 説明会には二〇人が参加。個々の診療結果を芝病院検診センターの菅原保健師が持ってきれくれました。異常なしの文字を見たときの安ど感は思っていた以上 のものでした。異常なしでよかったの声があちこちから聞こえるなか、菅原保健師の説明がありました。 今回は乳がん検査だけでしたが、参加者のほとんどが子宮がん検診を受けたいと希望。〇七年は二台の検診車が診療所の前に横付けされることでしょう。 今回、会員が一〇人増えました。健康を意識した活動で新しい仲間を増やせたことは、今後の活動の大きな教訓になりました。 (中楯光子通信員) |
大きな実りを 山梨・共立歯科センター
共立歯 科センター友の会委員会を中心に一〇、一一月の二カ月間友の会会員拡大強化月間のとりくみをしました。成果が一目でわかるよう、若手歯科衛生士がぶどうの 房を描いて張りだしました。目標四八人。歯科医師一人あたり八人。一カ月に四人、一週間に一人とこまかい数字もだされました。 患者さんは、「先生に声かけられたんじゃ、イヤとはいえないわよ~」と冗談まじりに快く入会してくれます。 粒がたくさんついた、大きくておいしいぶどうになるよう、丹精こめて育てています。 (保坂由里子通信員) |
政治の貧困さが… 東京・健和友の会
健和友 の会戸ケ崎ブロックは、「高齢者の医療・介護・生活実態調査」に「まちかどひろばクリニック」と共同してとりくんでいます。はじめに、健和会と友の会会員 との絆を強める機関紙「健康のひろば」を毎月根気強く会員の手元に届けてくれている手配り協力者を訪ね、「高齢者生活実態調査」への協力のお願い文書と 「実施要領」「調査票」を渡して説明しました。 手配り協力者自身をふくめ、日ごろの結びつきから協力者はひろがり、参加する職員の数も幅も広がりをみせ、一日で四組九人もの調査が進むなど活気づいています。 その中で「緊急の連絡先を肌身離さず持ち歩いている人」「戦時中に母子家庭に育ち口べらしで奉公に出て、辛酸をなめた人」「自分自身でできるだけの努力 をしたいと、台所の流し台に胸当てを備えつけて頑張っている人」など、地域の医療も介護も生活もまるごとつかめ、政治の貧困さが際だってきています。 (弓正幸通信員) |
吹雪の中でラスト訪問 北海道・札幌西・手稲健康友の会
一〇~ 一一月と二カ月にわたった月間。「全職員が一度は地域に出よう」を合言葉に訪問がスタートした一〇月、初日は小春日和の中をコートなしでの訪問でした。と ころがラストの日は、吹雪で重装備して訪問。これが北海道です。北国の訪問は一カ月前倒しにならないかなあーと毎年つぶやいている私です。 でも見事一〇〇〇軒の目標は軽々と達成…職員の若さに助けられ、高齢化している地域の機関紙宅配者も元気よく自分のエリアを案内しました。 「友の会の人たちが、地域で頼りにされていることがよくわかりました」「患者さんから、西区病院に入院してよかったといわれ、うれしかったです」。出か ける前は緊張いっぱいだった若い職員がニコニコして帰って来て語ってくれた感想です。 (坂野悠紀子通信員) |
このようなときだからこそ 東京・三多摩健康友の会昭島支部
一〇月、一一月は、昭島診療所の職員と、二人一組で患者宅を訪問。困っていることや、不安に思うことなどを聞き、このようなときだからこそ仲間になってほしいと、入会をすすめています。 事前に診療所の渡辺浩二所長から、入会のおすすめの手紙を出しているので、訪問日に入会書を書いて待っている人や、お茶を出してくれる人もいて、同行し た職員も元気が出たようです。今回の行動で、友の会の役員も職員も、地域に出る大切さを痛感しました。 一〇月二八日は三回目の健康チェックを団地でとりくみ、職員七人と役員一一人が参加。四〇人を越える人が集まり、六人の入会がありました。地元の市議も 参加して生活相談も受けました。健康チェックは、会員には支部ニュースで知らせ、ビラを周辺に一〇〇〇枚以上まき、当日はハンドマイクで宣伝しています。 患者宅訪問と健康チェックで、六〇人以上の仲間をむかえました。 (上原久江通信員) |
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気2月号No.184より