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ニュース・プレスリリース

心をつないで

「また来てね」  福井・老健あじさい

torikumi184_01  一一月一五日、ゆきんこ共同保育園児一二人が、老健あじさいを訪問。「ほっけ屋さん」の歌に合わせて手遊びをおこない、最後の「じゃんけんぽん」で園児と お年寄りが「勝った」「負けた」と大騒ぎしました。園児たちは奴さんやちょうちんの折り紙を披露し、拍手喝采を受けました。
 いつも怒ってばかりいる人が、手遊びで「手を握った途端、あんなころあったんだなあと昔の自分を思い出した」と穏やかな表情になっていました。「かわい い子どもたちに囲まれて心がほぐれた」「真っ直ぐに育って欲しい」「とてもうれしい、ありがとう」という感想が寄せられました。
 保育園の先生は「園児同士の手遊びはテンポが速いのに、きょうはお年寄りに合わせて思いやりのテンポを作っていた」と感心していました。
 ゆきんこを卒園し、あじさいで働いている職員が先輩としてあいさつ。先生は「卒園した人が立派に働いている姿をみてうれしい」と。最後に、園児がお年寄 り全員と握手。「また来てね」と別れを惜しんでいました。
(松原信也通信員)

 

勉強になった親睦旅行  北海道・十勝勤医協音更友の会

 一〇月二一日、恒例の「音更友の会世話人親睦旅行」をしました。二一人が参加しました。
 温泉で体を温めたあとに懇談。四〇代半ばで夫や息子を大腸がんで亡くした二人の方の切々とした話に、参加者一同深く共感するとともに、「秋の大運動」の 一つとしての「大腸がん健診」のとりくみの重要性について再確認しあいました。また、「院所利用委員会」では、待ち時間の改善など、友の会からの要望が受 け入れられているという報告もされました。
 参加者からは「ことしの旅行はただ楽しかったというだけではなく、大変勉強になった。勤医協のすばらしさを改めて感じた」という感想が述べられました。
(菅原一晴通信員)

 

これがあるからやめられんね  石川中央西健康友の会

 一一月一一日、友の会ボランティアグループ「カナリア会」は年に一回の親睦会をしました。
二九人が参加。北陸に住みながら、まだまだ訪れていない地域が多く、今回は加賀方面(大聖寺など)を巡りました。
 全昌寺の五百羅漢、一体として同じ顔が無く、自分と同じ顔があるのではと、探すだけでも見ごたえがありました。九谷焼美術館や北前船資料館も見学。石川 県には見どころが多く、お寺や神社まわりするだけでも楽しみです。
 待望の昼食は地域の料理屋でおいしい料理に舌鼓。みんなのうれしい顔。「これがあるからボランティアはやめられんね」と、誰かさん。
(松村和子通信員)

 

次の映画は何?  富山医療生協・在宅福祉総合センターきずな

 一一月 一二日、「なつかし映画会」を開催。高齢者を中心に、五〇人以上が参加しました。今回の映画は、昔ラジオ番組になっていた「鐘の鳴る丘」。映写前に参加者 全員で「鐘の鳴る丘」を歌い、大合唱となりました。映し出される役者の服装や風景に、「あんなふうだったねぇ」など、それぞれが時代を思い起こしているよ うです。
 これまで、「青い山脈」「愛染かつら」などの映画を見てきました。「次は何かね」「また声かけてね」「よかったわ」との声がたくさんありました。
 友人、知人と誘い合って外出し、楽しみをみんなで感じることが介護予防の一歩であると改めて思いました。
 数年前デイサービスを利用し、家族の会などで交流をしていた方にも声をかけ、(現在は遺族となられた方ばかり)三人が参加。その中の一人は来月、県外の 娘さんのところへ引越しされるので、記念に写真撮影をしました。
(岩城由佳)

 

一つの楽器のように  京都・上賀茂健康友の会歌の会

 一一月四日、福井県のハーモニーホールで「日本のうたごえ祭典」が開かれ、一五人の友の会員が一緒に「一本の鉛筆」と「深泥池(みぞろがいけ)の詩」を心をこめて歌ってきました。
 今思えば、七月三〇日の地域のうたごえ祭典から九月二四日の京都府民音楽祭を経て、全国大会へとたどりついた喜びは、私たちの大きな財産となり、福井へ 行こう!! と、みんなの気持ちが一つになりました。
 会場に応援に来てくれた方から、「一つの楽器のようにまとまって、とてもよい響きを作り出していましたよ」とほめてもらい、うれしく帰路につきました。
(森野瑛子)

 

みんなで「桃太郎」!  鹿児島・介護老人保健施設せとうち

 一一月一八日、施設で毎月一回おこなっているレクリエーションで、桃太郎の劇を職員と利用者で上演しました。若い職員を中心に、仕事が終わってから小道具作りやリハーサルに夜遅くまでとりくみました。
 いざ本番の日、練習ではうまくいったのに、マイクをむけても黙っている利用者の役者にやきもきしましたが、「楽しかった。またぜひこういう催しをしてく ださい」などの声も聞かれ、好評でした。最後に事務長の音頭で記念写真をとりながら、桃太郎の歌を全員で歌いました。
 ちょうど名瀬から見学にきていた方は、「老健ではこんなこともやっているんだね。いいものを見せてもらいました」と話していました。
(永井聖子)

 

にぎやか子育て班会  奈良・吉田病院

 吉田病院健康友の会では九月から、子育て中の若い世代を対象に、班会を企画。最初の班会では、あかね保育園の浅野園長に「ほめてしかって子育て上手」というテーマで講演してもらい大変好評でした。
 二回目は一一月二一日、クリスマスにむけてミニツリーやサンタを色画用紙などで作成。病院周辺地域から五組の親子と子育てサポーター三人が参加し、にぎ やかに。それぞれのお母さんの力作が勢ぞろいしました。
 「子どもと二人なのでどうしてもイライラしがち。発散できる場がほしい。きょうは楽しかった」「地域に子どもが少ないので、子ども同士で遊ばせてあげた い。今日のような機会をたくさんつくってください」などの感想がよせられました。三回目はクリスマス会をしました。
(伊徳佐紀子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気2月号No.184より