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ニュース・プレスリリース

みんなで学んで

有意義な一日  宮城・仙台錦町診療所健康友の会

torikumi183_05 一〇月一五日、秋保温泉で、会員同士の親睦を兼ねた、友の会交流学習会をし、四〇人が参加しました。学習会の講師は正木友の会副会長(仙台市議会議員)にお願いしました。
 正木さんは、介護保険制度を住民の切実な介護要求に応える内容に改革しようと呼びかけ、所得減になった人の医療費の負担の減額など、中高年者が生活する うえで避けては通れない諸問題に立ち向かっているようすを、パネルや資料で説明。参加者は熱心に聞いていました。
 夕方の交流会では会食、歓談、そして自慢ののどを、かわるがわる披露しながらお互いに交流を深めました。学習会、そして温泉に入り宴会と有意義な一日でした。
(平野秀樹)

 

「ママが作ったのよ」  医療生協さいたま

 一〇月一九日、所沢診療所で子育て応援講座を開きました。テーマは「手作りおもちゃで遊ぼう」。講師は、医療生協の子育て支援サポーターでもある、元保育所所長の三浦リツさんにお願いしました。
 当日は、一~二歳の子と母親が八組参加。はじめに、赤ちゃんと楽しいコミュニケーションを! というお話がありました。「泣いている時は、とにかく ぎゅっと抱きしめて、背中をやさしくトントンし、わかったよと受け止めてやりましょう」と優しい笑顔の講師に、お母さんたちはうなずいていました。
 サポーターが手作りしたおもちゃをたくさん用意し、こんなのもあんなのもと出てくるたびに赤ちゃんが「わあー」と驚きの声をあげ、目を輝かせていまし た。どれもやさしい手触りのもので、どこにでもあるものを使って作られた物ばかりです。
 お母さんたちにもおもちゃを作ってもらいました。飲むヨーグルトの空いた容器やビーズなどを使って作る簡単なおもちゃ。お母さんたちは「気に入ったのが できた」「これ、ママが作ったのよ」と喜んでくれました。
 参加したサポーターは一五人、これからもグループを立ち上げて子育てを応援していくことになりました。
(石井喜久枝)

 

今時の葬儀事情  北海道・きずな健康友の会

 「『元 気』読者の集い」で八月に「自然なさいご」の学習をしたときに葬儀のことが話題になりました。その要望に応え、一〇月二四日、葬儀社の代表取締役に来ても らって「今時の葬儀事情」を聞きました。「まちづくり月間」の中で、新しく「元気読者」になった人も参加して、一六人が集まりました。
 葬儀は、故人の生き方、人との付き合い方で形が決まり、少子・高齢化も葬儀に大きく影響してきているそうです。
 葬儀とは、(1)死を認める(2)葬儀をあいまいにせず気持ちを込めてやる(3)葬儀をすることで悲しみを乗り越える(4)故人との別れをして死者との 関係を新たにすることや、生前準備(プレニード)の必要性が話されました。 夫を亡くし葬儀に高額の経費がかかった人、高齢な家族のもしものときはどうし たらいいか、独身の方から墓をどうしようか、経費はどのくらいかかるかなど質問もだされました。
(大田夏美)

 

工事現場を見学して  長崎健康友の会

 九月二五日、友の会は諫早湾干拓工事現場にマイクロバス二台で見学に行きました。工事事務所職員から説明を受け、ギロチンで名をはせたしめ切り堤防の中間地点まで誘導されました。
しめ切り堤防は全長七〇五〇メートル、佐賀県よりの北部水門から一直線に島原半島側に伸びています。中間地点では車道を横断して一メートルもありそうな大 きなダクト二本で調整池の濁った水を海に流しています。
 工事は来年度完成予定。しかし、調整池の水の浄化は進まず、今後もムダな金がつぎ込まれようとしています。参加者は、あまりの広さに驚くとともに、「年 寄りからは金を搾り取りながら、宝の海・有明海を死の海にするような無駄な工事に大金をつぎ込むのは許せない」と怒りの声しきりでした。
(山之口努通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.183より