守ろう平和を
歴史を逆戻りさせない 石川・金沢北健康友の会 森本・千坂支部
グッズを使って 東京・城南保健生協
保育園後援会(卒園児の親の会)の呼びかけで、保育園父母の会、保育士の組合三者の有志でつくった「九条の会」。地域に広く呼びかけていくことを目的に、イラストレーターにポスターの図案をお願いしました。 会の名は「糀谷九条の会」。大田九条の会の一七団体に名を連ねています。会員は、イラストの入った九条の会の名刺を活用して入会を呼びかけます。また夏 は無地のTシャツにこれをプリントし、広めました。木綿の袋も大・小、用意しました。「かわいいイラストだね」「これなら毎日使えるね」と評判です。この グッズをきっかけに憲法九条について、その意味を語るチャンスになればと、がんばっています。 (鏡政子通信員) |
親子でカンパも 福岡健康友の会
「テレ ビは正しいものを流すと思っていましたが、違っていました。都合のよいことだけ流し、本当のことは流していない…」。直鞍(ちょくわん)九条の会設立総会 の高遠菜穂子記念講演を聴いた高校生の感想文です。「日本やアメリカなどは自分に都合の悪い部分を隠していることをもっとたくさんの人に知ってほしいと思 う」とも。 会場には五〇〇人が集まり熱気に包まれました。高遠さんは、イラクが戦争後遺症に苦しみ、内戦で多くの命を落とす現状を報告。子どもの自立支援や職業訓 練支援が成果を上げていることも話されました。会場では高遠プロジェクトへのカンパもたくさん寄せられました。「少しですけど、この子がどうしてもしたい というので」と親子でカンパをする人も。 引き続き「直鞍九条の会」結成総会がおこなわれ、代表世話人の承認や、運動方針について確認されました。 (西村一) |
戦争は絶対してはいけない 宮崎医療生協
八月に宮崎生協病院創立三〇周年記念企画として、長崎原爆アニメーション「アンゼラスの鐘」の上映にとりくみました。 実行委員会をつくり、医師会や看護協会などを訪問。二三機関から後援を取り付けたり、地元のTVに出演したり、市内の学校八八校にも案内を出しました。 また有原監督を招いて試写会と講演を開きました。 当日は四回上映し、一〇〇八人が鑑賞。「原爆投下後の惨状がリアルに伝わり、涙がこみ上げてきました。多くの若い世代に平和の大切さを何とかしてつない でいきたいものです」「絶対に戦争はしてはいけないと強く感じました」などの感想が寄せられました。 小学生から「長崎にこんなに大規模な爆弾が落ちたなんて、はじめて知りました。とても勉強になりました」との感想が寄せられ、現在の学校教育では教えないことを学ぶ機会を提供できたようです。 (白石敏夫) |
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気12月号No.182より