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ニュース・プレスリリース

自治体に声をとどけよう

郷土のみどころ生かして  茨城保健生協

 「豊かな自然や歴史的建築物など、みどころがたくさんあります」と、水戸市が「観光ウォーキングマップ」を発行し、各公民館に置いています。民医連出身の田中真己市議(日本共産党)が三月議会で提案した「歴史探訪ルート」作りが、さっそく市政に生かされたものです。
 「マップ」は、開くと地図のなかに散策・探訪ルートが色分けして示されています。九つルートがあり、各ルートごとに歩いた距離と所用時間がわかります。
 田中市議は昨年一一月に地域の三〇人とふるさと探訪会を開催。国や県の指定文化財である薬光院はじめ、清巌寺、蓮乗寺、備前堀などを歩きました。参加者 からは水戸の豊富な歴史資産を「マップとして紹介して」と要望を受けました。
 市議会で「観光行政の活性化をもとめる」質問をして、今回実現できました。
 マップをみた医療機関の職員から、歴史を感じながら歩くことで高齢者の介護予防にも役立つとの声もあがっています。
(伊藤博通信員)

 

県と市の職員と現地調査  岡山医療生協芥子山支部

torikumi180_02 七月一二日、五月に実施した「県道ウオッチング」をもとに県と市に申し入れ、現地調査をしました。申し入れの説明のあと、「ウオッチング」と同じコースを実際に歩きました。
 地元の連合町内会長、水利土木委員、芥子山学区交通安全対策協議会会長、危険個所の用水のそばに住む人、県議、市議、市の職員二人、県の職員二人、組合員八人が参加しました。
 用水の危険個所は、フェンスを張ってしまうとそばの家の車の出入りに支障があるので、蛍光版のついたポールを取り付けることになりました。
 県の方からは「予算の関係があるので、直せるところについては順次修理します」「県としても現地の人の意見が大切なので引き続き意見をあげてください」 と励みになる言葉ももらいました。坂の急な歩道についても市の小さな公園が隣接しているので、市と相談するとのことでした。
 暑い日の行動でしたが、前向きの返事が聞けたとりくみでした。
(湯原明慧通信員)

 

総会に役場の職員も参加  静岡東部健康友の会

 六月一一日、友の会清水町支部の総会を開きました。二月に近隣の一〇の自治体に、友の会が中心になって「患者・国民負担増の中止と、保険で安心してかかれる医療を求める」陳情書を出し、国に対しての意見書を出すよう求めてきました。
 清水町では三月議会で「継続審議」となりましたが、六月議会では採択されたことが総会で報告されました。
 これは支部として二回の町長交渉をし、「一緒に医療・介護をよくして欲しい」と呼びかけてきたことで、協同の関係ができた(?)こと、また支部の世話人 でもある共産党の町議二人の各会派への働きかけなど「何としても医療の負担増をやめさせたい」という努力の成果であったことが確認されました。
 総会後の学習会は、ことぶき薬局の職員を講師に「ご存知ですか? 家計にやさしいお薬を!」をテーマにジェネリック医薬品についての講演でした。これに は支部から町役場の国保課に、「職員も総会に来てぜひ一緒に学習して欲しい」と要請したところ、職員三人が参加。「ジェネリック医薬品の使用が増えれば、 国保料の引き上げを防ぐことができるかと思う」と感想を話し、参加者からは笑いと期待の拍手があがりました。
(小高賢治)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気10月号No.180より