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ニュース・プレスリリース

まちづくりにむけて

署名はじめました  千葉健生病院健康友の会

torikumi179_04 六月二三日、まくはり診療所前で「JR幕張駅にエレベーターかエスカレーターの設置を」の署名にとりくみ、一時間足らずで一二〇筆が集まりました。
 以前から「駅の階段がきつい」「足が痛くて上れない」と町内会などでも毎年請願しているのに、なかなか設置されません。友の会でも声に応えようととりく んだものです。当日は六人が参加。診療所の利用者も「この署名は待っていたわよ」の声。
 外来ボランティアも、「この署名なら私にも訴えられる」と早速協力してくれます。スーパーの前でやることとマンション作戦も予定しています。
(伊藤則子通信員)

 

30周年めざして!!  北海道・札幌西・手稲健康友の会

 二〇年前、働くものの大きな期待を担って 開院した札幌西区病院。医療改悪法案が通り、一病棟休止という苦渋の選択を迫られ、その論議の最中に記念祝賀会を開催しました。二〇周年を記念して「一万 人の友の会を」と、友の会員・職員が一体となってがんばり、記念式典の始まる二時間前に「健診にきた方が入会しました」という健診課長の弾んだ声。一万人 達成です。
 記念講演で阿部昭一民医連元会長は「働くものの医療機関としての責任と自覚を持った職員、共同組織、地域の支持、協力があったからこそ今があるのだ」と。三〇年目指して歩みを始めます。
(坂野悠紀子通信員)

 

心寄せ合い、助け合い  石川・夕日寺校下健康友の会 (金沢北健康友の会夕日寺校下支部)

 夕日寺校下は、金沢市中心部から約三キロ山に入った緑豊かな約五〇〇〇人の住宅地です。病院・薬局・スーパーなどはなく、交通の便もJRと民間のバスが通勤時以外は一時間に一便程度と、くらしには必ずしも快適とはいえません。
 増え続ける高齢者と差し迫る医療改悪に何とか「安心を」と、ついのすみか六戸と高齢者のためのサポート施設(喫茶・おしゃべりコーナー・おたっしゃ体 操・お風呂など、鉄筋二階建て延べ一〇〇平方神)を夕日寺校下健康友の会が中心になって建設をはじめました。今秋完成予定です。
 完成すれば、石川勤労者医療協会による健康や介護の相談や筋力強化運動など高齢者にやさしい行事に使っていく予定です。地域の人々が心を寄せ合い、助け 合うセンターとしての役割とコミュニティーの発信基地として発展することを願って、その名も「ともだち村」にしようか? と思案しています。
 「まず友の会員に知らせよう」と、六月二四~二五日に医療懇談会を開き、延べ四〇人ほどが集まりました。七月二日には現地説明会をおこない、地元の町内 会長、老人会の会長や民生委員など二〇人に私たちの思いを伝え、協力をお願いしました。「食事はだめ?」「カラオケは?」の希望が寄せられ、「毎日でも行 く」との声も。
 市内には介護保険適用の施設はありますが、地域の人々だけでつくる健常者対象の施設は初めてです。運営など課題はたくさんありますが、会員と地域の人た ちの協力があればと、準備委員のメンバーは頑張っています。そのエネルギーの源は、高齢者半殺しの政策への憤りです。
 この憤りをバネに、「高齢者に安心!」といわれる地域にしていこうと、忙しく準備に入っています。
(石田丞)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.179より