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ニュース・プレスリリース

守れ!平和を

平和への心をこめて  京都・乙訓医療生協

torikumi179_01 東京を出発した「国民平和大行進」が、六月二四日、京都向日市に到着しました。
 乙訓医療生協は、班会やサークル、待合室などで心をこめて折られた千羽鶴を、広島まで行進する人たちに託しました。
(清原巳治通信員)

 

熱い心で  北海道・勤医協札幌病院

 6・11千歳全道集会に、一六〇〇人が集まりました。集会では日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が岩国基地の拡大問題でも「米軍が居る所に犯罪あり」「騒音と治安がおびやかされる」と住民投票で受け入れ反対が明確になったことを訴えました。
 「北海道に米軍基地はいらない」「F15戦闘機来るな」の思いは一つ。北海道民医連、道東勤医協、道北勤医協、ほかの団体も熱い心で一つになって、千歳の街の中をデモ行進しました。
 憲法をいかす会、札幌中央区の会の、憲法の前文を書いた大きな幕が印象的でした。
(武田道子)

 

一人ひとりの力が集まって  東京・下赤塚診療所健康友の会

 六月一六日、練馬文化センターで「平和・憲法をまもるつどい」があり、友の会員も誘い合わせて参加しました。参加者はなんと一八〇〇人! ロビーにまであふれました。
 ゲストは異色の一人コント・パフォーマーの松元ヒロさん。よくこなれた政治風刺コント「憲法君」の熱演に、客席は爆笑また爆笑。最後に平和憲法前文を声高らかにそらんじ、感動しました。
 記念講演は澤地久枝さん。作家活動に裏付けされた話は説得力があり、「一人ひとりの力が集まっていくと、いつの間にか大きな力になる」という言葉が印象的でした。
(佐埜明通信員)

 

守ろう9条、活かそう25条  徳島民医連

 「五・二七国民大行動」に呼応して、五月 二七日、徳島駅前で「許すな憲法改悪!守ろういのちとくらし徳島大行動」をしました。民医連から六人が参加し、リレートーク。前日に実施した「徳島選出参 議院議員要請報告」と、「高齢者・国民の医療費負担増で安心して医療が受けられない実態」そして「命を守る国会議員を選ぼう」と市民に訴えました。
 各団体が、「教育基本法を守ろう」「消費税増税を許すな」「年金制度の充実を」「介護難民を出すな」と訴え、返信用封筒入りの署名袋を配布し、終盤国会 へ「切実な国民の願い」を届けようと呼びかけました。署名袋を受け取ったバス待ちの市民からは、「頑張って」と声援が寄せられました。
(濱谷正支通信員)

 

生協は命を守る組織  茨城保健生協元吉田支部

 「茨城保健生活協同組合九条の会」の発会式が一七日にひらかれ、二六人が参加しました。呼びかけ人代表の宇佐神忠捷さんは、「生協は蕫命を守る組織﨟であり、戦争は人の生命を奪うことだ」と批判し、「この運動を大きく広げたい」とあいさつしました。
 記念講演で、若林英二さん(八三歳、栃木県旧国分寺町元町長、現在栃木県九条委員会南部代表委員)は、戦争体験をふまえ、イラク派兵や「日の丸・君が 代」の教育現場への押しつけ、改憲手続き法案など、自民、公明、民主の戦争する国づくりを批判。平和の尊さを次の世代に残そうと呼びかけました。
 出席者から戦争時代の水戸空襲の経験や生活状況などが話されたあと、生協組合員の過半数の署名活動や、「九条」の学習、諸団体と連帯するなどの活動方針を確認しました。
(伊藤博通信員)

 

米軍機が落ちた?  ふくおか健康友の会たたら香椎支部

 「戦後に香椎宮の近くに米軍機が落ちたことがあるげな」という友の会員の証言をもとに「たたら・かしい九条の会」は戦跡めぐりをしました。たたらリハビリテーション病院の近くは戦中戦後、軍需倉庫が立ち並び、そのための引き込み線路もあったそうです。
 病院の近くの元軍需倉庫は、戦後払い下げられ、今も人が住んでいます。米軍機が墜落したと思われる場所には当時のことを知っている方が住んでいて、話を聞くこともできました。
 移動の車の中では当時の懐かしい思い出やつらい思い出が話されました。証言者もますます高齢となります。今回のとりくみをはじめの一歩として、まずは 「たたら・かしい」地域における戦跡の証言を集めていき、今後のとりくみを広げたいと思います。
(内田真紀子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.179より