社会保障充実して
保険証は全対象者に渡して 徳島県民医連
徳島県社保協(民医連も加盟)は、五月一五日、徳島市の年金保険課に「短期保険証の窓口留め置きは止めてすべての対象者に郵送せよ」と要請しました。
徳島市は、昨年一〇月から国保料収納率を引き上げるために、滞納世帯四五〇〇世帯に「四カ月有効の短期保険証」を交付し、更新日に訂正印を押して真っ赤になった保険証を再交付してきました。
この日の要請で、六月の再交付時は新規保険証を発行することを確認しました。
「すべての対象者に保険証を交付する実態になっていない実情が違法である」という認識は示しませんでしたが、国保法、県の条例に照らし合わせて調べるこ とを約束させました。短期保険証発行による収納率アップは〇・六%しか見込めないことも明らかになりました。
(濱谷正支通信員)
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いつでも元気8月号No.178より
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