「軍需工場は今」をみて　　道南勤医協・きずな健康友の会

「きずな九条の会」の学習会を、五月二三日「絆の家」で開きました。武器輸出三原則の撤廃が大企業・財界から出ているので、日本の軍需産業の実態を知るた め「軍需工場は今」のＤＶＤをみました。最新鋭の戦闘機、イージス艦、ロケットなどが生産されている実態を知り、改めて憲法九条を守る大切さを肌で感じま した。 　後半の「在日米軍再編最終報告」の学習では、日本政府のいう「沖縄県民の負担軽減のため」はいつわりで、アメリカの新しい世界戦略にそって在日米軍基地 が拡大・強化され、日米の軍事一体化が進んでいることがわかりました。増税・社会保障の切り捨てが軍事費のためであることも明らかになり、怒りの発言が続 きました。 （大田正春）

 

「二四の瞳」に涙して　　香川医療生協

藤塚九条の会では、四月二九日、映画「二四の瞳」を鑑賞しました。その後、教育基本法の改悪が緊迫した情勢となっていること、教育現場でどんな事態になっているかを、現役の教師から話してもらいました。 　映画では、多くの教師が疑問を持ちながらも軍国主義政策にあらがえず、教え子を戦場に送ったあの時代の苦悩と理不尽さの一方で、今も昔も変わらない子ど もたちの目の輝きに、胸が締めつけられる思いでした。 　元教師の方が、「あの時代を体験している者として身につまされます。二度とあんな戦争をさせないよう頑張りたい」とハンカチで涙を拭いながら、途切れがちの声で話されました。 　憲法や教育基本法の原点を思い起こし、縦横無尽に語り、たたかう力を国の隅々から掘り起こすとき、と痛感しました。 （奥谷啓一通信員）

 

地元紙に全面意見広告　　千葉・船橋二和病院健康友の会

五月三日、やましろ健康医療生協、憲法九条の会は、地元紙に意見広告を出しました。一八四人の組合員の募金です。 　八面の全面を使ってのもので、「きょうは憲法記念日です。憲法を読んでみましょう」というタイトルで、日本国憲法前文全文と第二章「戦争の放棄」（第九 条）、第三章「国民の権利及び義務」から第二五条「生存権、国の社会的使命」の全文を掲載し、下段に賛同者の氏名を全員掲載しました。この意見広告は、昨 年に引き続いてのもの。地域では多くの人の注目を集め、話題になっています。 （加藤節子通信員）

 

守ろう9条　ゼッケン胸に　　千葉・船橋二和病院健康友の会

　二和病院では、「五・二七国民大集会」に貸切バスと電車で参加。会場の代々木公園では五万人の熱気の中、友の会三五人、職員一八人が「守ろう憲法九条」のゼッケンを付けました。
　初参加の女性は「私の年金は下がっているのに医療費はどんどん上がっている。この世の矛盾を正すためにこんなに人がきているとは、気合が入ります」と感激。小泉政治の悪法反対を叫びました。
（三宅章之通信員）

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いつでも元気8月号No.178より