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ニュース・プレスリリース

力をあわせて

これ以上の値上げは困る  千葉健生病院健康友の会

torikumi176_01 三月一九日、千葉公園で、「くらしと平和を守る三・一九県民集会」が開催され、三六〇〇人が集まりました。とどまるところをしらない医療改悪、憲法を変えようとする動き、庶民増税など怒りと痛みで体がはちきれそうです。
 友の会では、ピンクのゼッケンを新しくつくり、憲法改悪と医療改悪反対をアピールしました。職員と一緒になって「看護師を増やして」「医療改悪反対」 「原爆症認定訴訟」の三つの署名を訴えて、七〇〇筆集まりました。
 「家族が入院中。これ以上の値上げは困る」と切実な声も聞かれ、この集会をバネに、またひとまわり輪を広げた運動にしたいと思います。
(伊藤則子通信員)

 

私たちが知らせなくては  山梨・峡西健康友の会

 「医療改悪法案」が国会で十分な論議もされないまま成立してしまう。これに危機感を持った幹事会では、まず自分たちが法案の内容を知ることが大事と、学習をしました。
 事務局の用意したレジメをもとに改悪案の内容を知れば知るほど、「怒りがわいてくる」との声。「地域住民が知らないことは悔しい」「マスコミも深く掘り 下げて報道しない」「私たちが知らせていくしかない」などの声もだされました。 
 翌日から幹事たちは、友の会機関紙に署名用紙、パンフを同封し、対話しながら配布しています。二日間で二一〇筆を集めてきた幹事は、日曜日に一日かけて 署名を依頼しながら配布し、留守宅には夜の訪問で集めきりました。
 多くの家では、高齢者医療制度新設の内容や長期入院費の引き上げなどにはびっくりしていたといいます。
 幹事会では、医療改悪の内容をもっと幅広く知らせていこうとがんばっています。
(赤池八重子)

 

おいしかった「九条カブ」  北海道・札幌西・手稲健康友の会

 友の会総会後の懇親会。スタートは、その名も平和という地名の友の会員による「平和一座」の公演「大きなカブ」でした。
 「九条カブ」と名付けた大きなカブに挑むのは、友の会、生活と健康を守る会、新日本婦人の会、年金者組合、九条の会と多彩でした。
 友の会の会長も飛び入り出演し、「平和」の旗をかかげての大熱演でした。爆笑の内にやっと抜けたカブ(リンゴ)は参加者に配られ、「あー、おいしい!!」。おひねりも飛びました。
 この明るさと結束力に学び、ことしも憲法を守る運動に、医療改悪反対の運動にがんばろうと決意を新たにした一日でした。
(坂野悠紀子通信員)

 

生まれ変わりました  宮城・大崎健康福祉友の会

 三月一九日、地域名を入れた「大崎健康福祉友の会」が結成総会を開き、力強い活動の第一歩を踏み出すことができました。
 古川民主病院友の会は、第三一回目の定期総会を、中新田民主医院友の会は第二一回目の総会を開き、それぞれの歴史に終止符を打つとともに、両者が大同団 結して、新しい運動体へと生まれ変わったのです。
 その目的は、「地域の人々と力を合わせ、いつまでも住み続けられるまちづくりをめざし」「社会保障の大改悪をやめさせ、“生存権”を守る運動を広げ」 「憲法九条の改悪を許さない運動を、草の根から広げ」るためです。
(皆川秀雄通信員)

 

ことしも代表、送りたい  大阪・西淀川・淀川健康友の会 西淀病院支部

 支部では毎年、原水禁世界大会の代表派遣費用の捻出のため、財政活動にとりくんでいます。
 ことしは「夏場だけの財政活動ではいけない」と、三月からコーヒー、ハム、レトルトカレーなどの販売を始めました。
 毎年のとりくみなので、患者や職員からも「ことしは早くからとりくむんやね」「おいしいので毎年買っている」とカレーをまとめて買って帰る人など、大変好評です。
 また、友の会員から毎年集めている戦争体験を冊子にまとめ、「戦争体験集」として発行し、カレーなどと一緒に販売しています。
(塩川和夫)

 

平和の大事さコントで  千葉・船橋二和病院健康友の会

 二月一八日、友の会恒例の春の集いをしました。平和部では“二和百人一首”と題し、大学教授と学生五人のおもしろコントを紹介し、大喝采を浴びました。
 黒いテープでまゆとひげをつけ、手作りの教授風の帽子に、羽織を後ろ前に着た看板教授が、「昨今の戦争か平和の重大さを学生諸君が歌で訴えまーす」とは じまり、五人五様のうたで会場をわかせました。
 一番、 空を飛ぶ自衛隊機の音聞けば、われの税金が飛んでると思うゥー
 二番、 船橋で犬猫病院は満員よ。保険証取上げられし市民九〇〇〇人とはァー
などなど五番まであります。
 最後には「証城寺の狸ばやし」の替え歌で「九・九 九条 九条のくには…」と参加者が一体になり、大合唱で締めくくりました。
(柏木文代)

 

介護保険制度見直さねば  東京・下赤塚診療所健康友の会

 地元の区立特養で懇談会がありました。介護保険法改悪で、入居者の負担がぐんと増えただけでなく、施設側も経営困難で職員の不足や過労、減給などの問題が出されました。
 出席者から「少子高齢化の時代なのだから仕方がない」「ボランティアを頼んだら」などの声がありました。
 それに対して友の会員のSさんは「問題の根源とその責任は国の改悪にあり、介護保険制度そのものを変えていかなければ…」と発言。施設長が「大切な点に ついて発言してくださり、ありがとうございます」とこたえていました。
 職員が大切にされないと、そのシワ寄せは入居者に。「職員と入居者の家族が一致協力して行政に声を上げていかなければ…」ということになりました。
(佐埜明通信員)

 

9条守る力を広げよう  岐阜健康友の会

 友の会は昨年一〇月、友の会九条の会を立ち上げ、運営委員会の呼びかけに応じて六七人の賛同者が得られました。
 ジャン・ユンカーマン監督の「映画 日本国憲法」の上映会を計画。三月一八日の上映会には東部コミュニティーセンターでおこない、地域の会員一二人が鑑賞しました。
 字幕が小さくちょっと見にくかったのですが、日本国憲法のすばらしさがよくわかりました。最近の岩国市での住民投票の結果や、土佐清水で有権者の過半数 にのぼる賛同署名の話題などがあり、九条を守る力を広げようと次の上映会も計画しています。
(土井昭則通信員)

 

『元気』を班会で活用しよう  京都・吉祥院健康友の会

 三月五日、友の会の総会が「守ろういのちとくらし、守ろう憲法」のスローガンで開催。一〇〇人以上が集まりました。
 老人いじめをはじめとした医療制度改悪に反対し、間近に迫った府知事選で「あったか民主府政」を取り戻そうと大いに意気あがる総会となりました。
 大志万事務局長は、この一年で友の会会員が三九四世帯増え、三〇〇〇世帯に迫ったこと。『いつでも元気』は年間で一一九部、秋の月間だけで一〇八部増や し、四二〇部になったことを報告しました。
 また、新年度の方針の中で『元気』を一〇〇部以上増やし、五〇〇部の大台に乗せ、班会や読者会で大いに活用しようと呼びかけました。
(清原巳治通信員)

 

「むすぶくんバンド」で支え愛  北海道・道東勤医協友の会連合会

 地域や友の会と道東勤医協をむすぶ、友の会バス「むすぶくん」を運行させて半年以上。さまざまな課題を抱えながらも利用してくださる方が増えてきていることに確信を深めています。
 「むすぶくん」を走らせる意義や利用、財政的な協力を訴えるために「リストバンド」を作成して職員、地域の友の会員に呼びかけています。
 若者を中心にいろいろなリストバンドで、共通の願いを意思表示していることをヒントにしました。ちなみにバンドの色は淡い緑で「グリーンバンド」、「むすぶくんバンド」と呼んでいます。
(亀井武通信員)

 

腰も命ものびました  石川・金沢北健康友の会

 友の会の森本・千坂支部の助け合い事業として発足した「べんり君・森本」が二周年を迎え、二月二五日に記念の集いを開きました。べんり君の利用者、ボランティア、友の会会員など四七人でお祝いしました。
 多くの方は通院の足として利用していますが、氷川きよしのコンサートに行ったり、友だちと一緒に映画鑑賞と高齢者のお出かけのお供としても利用されはじめています。
 利用者からは、「これまで行きたいと思っても、なかなか行けなかった。腰も命ものびます」と喜びの声が寄せられました。
 四月からは、福祉移送サービスの認可を受け、新しい事業として出発します。
(鍋野正道通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気6月号No.176より