医療改悪、大増税許すな　　２・９国民集会

二月九日、さいたまアリーナで「許すな医療改悪、大増税！」をスローガンに集会が開かれ、一万四〇〇〇人が集いました。民医連からも全国の共同組織、職員約八〇〇〇人が駆けつけました。 　集会前には、一〇〇人をこえる参加で「看護師を増やして」の厚労省交渉をし、集会後には駅頭宣伝や、各県ごとに国会要請などをしました。 　集会では、北海道から参加した医療機関で働く青年職員から、患者さんの切実な声が紹介されました。また、沖縄で米軍基地反対運動をする青年や、神奈川の 開業医、長野からの参加者などは、それぞれの立場から医療改悪・増税に対する怒りを訴えました。 　主催者を代表し、肥田泰全日本民医連会長が（１）パンフ・ビデオを使った多数の小集会、（２）創意ある宣伝、（３）さまざまな団体・個人に呼びかけ、 （４）署名、（５）国会要請、地方議員から意見書を、と呼びかけました。 （斉藤千穂記者）

 

えっ！１万円前払い？　　北海道・札幌中央区友の会

　いつも行っている診療所の待合室で順番待 ちをしていると、友の会世話人のＯ氏が受診に来て、「先日、かぜで具合悪くて近くの救急当番のＤ病院へ行ったら、受付で保証金一万円前払いしてくれという んだ。健康保険証だけでは足りず、そういう規則になっているからと。別に金がないわけではないが腹立たしいので、ほかに行くことにして受診をやめた」と いっていました。
　いよいよ病院も手付金なしには行かれなくなり、一万円くらいはあたりまえなのか。病院に行くのがコワイです。
　こんな小泉医療改革には社会的反撃を！　お金を計算しなくても治療してほしい。
（黒木洋子通信員）

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いつでも元気4月号No.174より