各地で9条の会
憲法9条五月晴れ 北海道・札幌西・手稲健康友の会
「戦争はだめだよ」 東京・三多摩健康友の会多摩川支部
一月二二日、「福生市民九条の会」結成後はじめて福生駅前で宣伝署名活動をしました。 「九条・平和」の旗を立て、「イラクに軍服はいらない」「戦争はいやだ」などポスターをならべ、ハンドマイクで訴えました。 「そうだよ。戦争はだめだよ」と、すすんで署名に協力してくれた年配のご婦人。中高生の男の子、女の子たちに声をかけると「憲法九条ってなに?」「そう なのかぁ!」「戦争はキライ!」と先を争って署名してくれました。 「募金一〇〇円でいい?」「演説でのどが大変でしょう、のどあめあげるわ」とも。暖かい市民の心にふれ、元気になりました。 福生市民九条の会ではホームページを開設しました。ぜひ開いてみてください。「掲示板」への書き込み大歓迎です。アドレスは http://fussa9.web.fc2.com/です。お待ちしてます。 (鈴木金吾通信員) |
呼びかけ人に多彩な顔ぶれ 石川金沢北健康友の会
森本・千坂地域でも、九条の会を作ろうと昨年六月ごろから、準備をすすめ、月一回、世話人会で相談を重ねてきました。 一月二九日に専行寺(真宗大谷派)でスタート集会を開くことができました。 多くの人に賛同呼びかけ人になってもらおうとお願いしました。空襲体験者、満蒙少年開拓団、被爆者(広島)、司法出身者など、さまざまな方が呼びかけ人 に名を連ねてくださり、五〇人の目標に近づきました。 これからは「沖縄の殴りこみ部隊」F15の配備の候補地になっている米軍・小松基地見学、「平和の史跡」巡りの計画、署名やハンドマイク宣伝などにとりくむことにしています。 (鍋野正道通信員) |
今こそ輝け!憲法9条 東京・健和友の会
一月二〇日、「今こそ輝け!憲法九条」と銘打ち、三郷九条の会発足集会が鷹野文化センターで開かれました。小山正助代表からの開会あいさつのあと、九〇代~五〇代の代表発言がありました。 記念講演は「歴史のゆくてを照らす憲法九条」と題した、三上満さんのお話でした。ユーモアをまじえての熱弁で、「貧しさが戦争の追い風になり、豊かさは 戦争を防ぐ。戦争にいざなおうとする者に対して最後の決め手は世論であり、みんなで憲法を読んで学んで広げよう」との話には共感の拍手が送られました。 三上さんの話のあと、四〇代~一〇代の代表からの発言があり、平和憲法は「宝物」だ。日本国民の「財産」だなど、それぞれの思いや決意が述べられ、大きな拍手に包まれました。 この日の参加者は、三〇〇人を超え、その場での入会者は二〇〇人をこえました。 (弓正幸通信員) |
「9条バッチ」を販売 山梨・峡西健康友の会
友の会九条の会で作っている一個二〇〇円の「九条バッチ」がとても可愛いと評判です。昨年九月ごろから会員が夜勤明けや休憩時を利用して、平和の思いをこめて手作りしています。 友の会文化祭や県高齢期集会など、イベントや病院待合室、友の会事務所で広め、二五〇個以上を販売しました。 可れんな花やハトが付けられていて、親子で購入したり、知人にもあげたいと購入した方もありました。買ってくれた人の笑顔が力となって署名集めとバッチ 販売は楽しい時間となり、九条の会では町中に九条バッチを広めようと運動を続けています。 (赤池八重子) |
若い世代に伝えていきたい 福岡・戸畑けんわ病院 若松戸畑健康友の会
一月二五日、職員など四〇人が集まり、「九条の会」をつくることができました。原水禁世界大会参加者や、平和大会参加者が呼びかけ人になっています。 大脇医師は、自主的で自覚的活動で大いに運動を広げていくこと、さらに、理想的な憲法を守るためにも、一二条を踏まえて、学び、活動する必要があると強 調。戦争体験者からは、いかに戦争が悲惨であるかが語られました。 フロアーからは、ある青年職員が「自分は、ジャンボリーなど平和について学ぶ機会が多かったので、平和運動の大切さがよくわかる。今後は若い世代に伝えていきたい」と。 もうひとりの青年職員は、「広島の原水禁世界大会に参加して、戦争の恐ろしさを感じた。憲法が変えられたら戦争を繰り返すことになる」と訴えました。 今後は、職場九条の会を作ったり、個人個人でできる行動をしていこうと。話し合いました。 (内藤美弥子) |
沖縄から日本が見える 徳島健康生協
一月二六日、県連社保委員会主催で、沖縄平和ガイドの大島和典さん(徳島出身)を招いて「米軍基地強化より医療福祉の充実を」をテーマに学習会を開きました。九人が参加しました。
大島さんが記録し、昨年、日本ジャーナリスト協会市民メディア賞を得たビデオ「辺野古の闘い」を鑑賞した後、大島さんから辺野古沿岸基地案の危険な内容 と重大性、頻発する米兵犯罪、名護市長選挙結果と今後の闘い、平和教育のあり方から沖縄戦住民自決裁判のことまで、数多くの問題提起がされました。
参加者からは「娘が中学の修学旅行で沖縄へ行ったが、その感想文集が蕫今が平和な時代でよかった﨟で終わっている。それでよいのかと思う」「平和は与え られるものではなく、たたかい取るものであることがわかった」「沖縄のたたかいを全国で支えているのがよくわかった。辺野古連帯行動への派遣はもちろん、 私たち自身も沖縄へ行こう」と感想や意見が出され、来月は連帯行動参加者の報告会を開くことを確認しました。
(濱谷正支通信員)
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いつでも元気4月号No.174より