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ニュース・プレスリリース

守れ!憲法九条

九条は平和のシンボル  大阪・健康友の会みみはら

torikumi173_01  一二月九日、堺東駅前で、平和な日本を子どもたちに手渡すために、「憲法九条を守ろう」と、大宣伝行動をしました。友の会各支部から職員もあわせ三六人が 参加しました。九条は、平和のシンボル、どんな事があっても守りぬきたいと、署名を集める人、ビラを配る人、マイクで訴える人、それぞれ分担しました。
 一時間の宣伝行動でしたが、足を止めて署名に応じてくれる方も多く、一三三筆の署名が集まりました。平和を守っていくとりくみの大切さを肌で感じました。
 また、「健康友の会みみはら九条の会」への賛同者も二九〇人に。もっと多くの会員に入会を呼びかけたいと思います。
(井上善雄通信員)

 

「九条の会」発足  宮城・『いつでも元気』 六郷地域販売所

 仙台市の若林健康友の会の大木れい子会長などが発起人となり呼びかけた「沖野・六郷九条の会」が二〇〇人以上の賛同者を得て、一二月四日に結成されました。当日は四〇人が参加し、会のアピール、申し合わせ事項を確認しました。
 友の会会員の遠藤つよさん(82)が、「戦争体験」について、一八歳で軍需工場に動員され戦闘機の弾をつくらされ苦労したことを、涙を流しながら話しました。
 記念講演では、県平和委員会の高橋浩太郎氏が「憲法九条と教育基本法にある蕫希求﨟にこめられた真理と平和を絶対になくしてはならない。近くに自衛隊の 基地がある地域で蕫九条の会﨟ができたことは本当によいことだ」と話されました。
(鈴木正男通信員)

 

靖国神社の見学会  東京・足立健康友の会

 友の会の「平和サークル」の企画で、いま話題になっている「靖国神社の見学会」を一二月四日に行ない、二一人が参加しました。地元の平和委員会の方に平和ガイドをお願いし、案内してもらいました。
 参加者は高齢者が多かったのですが、それでも初めての方がほとんどで、神社の異様な姿や内容にとても関心を持っていました。
 神社の大鳥居や、各所にある銅像、建造物が、いかに歴史をねじ曲げているかの説明の後、問題の「遊就館」に入りました。説明なしで見学すると、若くして 死んでいった人々の哀れさと、雰囲気に飲まれ、太平洋戦争はアジア解放のための戦争であった、と勘違いさせられてしまいそうな展示でした。
 抗議を無視して小泉首相が参拝強行することの意味や、憲法九条をまもる運動の重要性を再認識させられた「見学会」でした。 (牛山長重通信員)

沖縄戦の話を聞いて  長崎・香焼健康友の会

 一二月七日、「九条の会・香焼」の催しと して、上戸町病院に沖縄県から支援にきてもらっている仲西常雄医師(元・沖縄民医連会長)の講演会が、香焼民主診療所に隣接する公民館で開催されました。 「沖縄戦を考える」と題して、その戦いの背景から掘りおこし、いかにこれが悲惨なものであったかを切々と語られました。
 しめくくりに、「蕫命どう宝﨟、最も命を粗末にする行為が戦争である」「蕫不戦の誓い﨟で二度と戦争をしない、戦争放棄した憲法九条は世界の宝である。 これを大切に、絶対に改悪を許してはならない」と強調され、多くの聴衆は深い感銘と、勇気をもらいました。(中村幸一通信員)

九条の大切さ知らせよう  埼玉・医療生協さいたま

 一二月一〇日、ふじみ野市勤労福祉会館で おこなわれた「ピースフォーラム二〇〇五」。六一九人が参加し、立ち見が出るほどでした。鼓舞之座の太鼓で始まり、ニュースペーパーのコントで大爆笑の 嵐。「ピースメッセージ」は埼玉県知事、志木市長や、「草の乱」の神山征二郎監督をはじめ、全県からおよそ七〇通が届き、その朗読では「涙がこぼれた」と いう人も。
 作家の早乙女勝元さんは、「軍隊を捨てた国」のビデオから「軍事費を教育や社会保障をまわした国の政策や暮らし」「丸腰だから平和なんだ」というコスタ リカの姿、「憲法九条」の果たしてきた役割や意義などを、わかりやすく話してくれました。
 「憲法九条の大切さを国民過半数に伝える」大きな跳躍台になりました。 (熊倉正明)

これ以上の危険は許さない  東京・三多摩健康友の会

 一一月三〇日に、新横田基地公害訴訟の高 裁判決が言い渡されました。静かな眠れる夜は取り戻せませんでしたが、人間らしい生活を奪う騒音の被害は認められ、国民の生活環境を守る義務を怠っている と、国に対し、総額三二億五千万円の損害賠償を命じました。私たち原告もほっとしました。
 約一〇年間、現地調査や、署名活動、そして裁判と、国やアメリカを相手にたたかってきましたが、五五〇〇人の原告も高齢化が進み、三〇〇人以上の死亡者 がでていることなどから上告しないことになりました。
 しかし、在日米軍の再編も日米同盟強化ですすめられ、横田基地の「軍民共用化」についても、都と国が連絡会を開いているようです。三〇日に都に申し入れ もしましたが、私たち住民の声は、「聞くだけ」の態度に思えました。私たちはこれからも自治体に、そして都に対してこれ以上の危険や騒音は許さない運動 に、とりくまなければと決意しました。 (上原久江通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気3月号No.173より