民医連医療 2006年1月号
夢窓の滝・徳和渓谷
南北朝の時代に活躍した臨済宗の僧、夢窓国師は、京都の天龍寺、 山梨の恵林寺など数々の寺院の築庭を手がけた僧として名高い。幼少の頃、甲斐に居を構え、京都や鎌倉で参学し、この地の乾徳山やこの渓谷で修行したと言わ れている。美しく豪快に流れ落ちる滝には、座禅を組んだとされる国師座禅岩が残されている。春夏秋冬、いつ行っても心が和むところであるが、特に厳冬の凍 てついた姿は、国師の厳しい修行を連想させるものである。
特集 大規模病院の課題とこれから
一層の管理運営能力の向上を
遠藤 隆
事前アンケート結果のまとめ
羽田 範彦
指定報告
病院の急性期化への道のり~その「光」と「陰」
鮫島 博人
医療・経営構造転換と“地域との乖離”克服の取り組みについて
松本 久
下越病院でのバランスト・スコアカード(BSC)活用の試み
五十嵐 修
県連機能と医師集団づくり~長野の経験
岩須 靖弘
医療の質の向上を支えるベンチマーク分析
岡本 泉
座談会 民医連中小病院の展望をどう切りひらくか
樫田 祐一/横山 知司/瀧口 道生/藤末 衛
“人間社会”は民医連を求めている-民医連へのメッセージ-
真田 是
年間総目次
-連 載-
民医連院所のある風景
東京・国分寺ひかり診療所
叶谷 毅
「キラリと光る」民医連歯科を目指して(37)
幼稚園、小学校での歯科保健活動
小坂 博美
Medical Essay
人は人とのつながりの中で生かされている
山川 文男
憲法の理解を深めるために(21)
司法権独立の意味と現代的課題
内藤 光博
医療従事者が知っておくべき法的視点(17)
K医科大学研修医過労死判決にふれて
二上 護
新連載・視聴者の視点で考えるマスコミ問題(1)
最近のNHK、おかしいと思いませんか?
岩崎 貞明
新連載・住まいづくりまちづくり(1)
住宅とはなんだろう
永橋 爲成
平和をめざす対話と共同の世紀へ(10)
アフリカ連合(AU)―その概要と歴史的意味―
高林 敏之
ジャンボリー・レポート(41)
ジャンボリー運動の発展を願って
高橋 耕平
映画の中の戦争と平和(12)
沖縄県民を殺した戦争と軍隊
山田 和夫
ケアマネジャーの現場から(16)
共に社会全体を見つめる視点で
馬場 泰子
漫画「花も実もある」(134)
いわまみどり
書評 クロスワードクイズ 読者のひろば 編集の窓