民医連医療 2005年12月号
しんしんと雪が降り積もる。日本海上でたっぷりと水蒸気を吸収し た寒気団は本州の脊梁山脈にぶつかって上昇し、雪となった水分をみんなこの谷間に落としていく。12月になると根雪が来て長い雪の生活がはじまる。夜中降 り続ける雪の重さで屋根がみしみしと音をたてる。「早くきてくれ。雪がおっかない」の一人暮らしのお年寄りの不安に応えるため16人配置されている雪害救 助員は一晩中働く。人かげのない昼、雪靴のあとが続く。
撮影/前沢 淑子(東京民医連事務局)
特集Ⅰ 創刊400号記念
『民医連医療』400号にあたって
肥田 泰
『民医連医療』301号から400号までの歩み
政治と運動を結合させたダイナミックな視点で
野村 拓
特集Ⅱ 受療権を守る活動を全職員参加で
職場を基礎に全職員参加で平和と
憲法、受療権を守る運動をすすめよう
大河原 貞人
全職員で取り組んだ
介護保険改悪反対運動
腰岡 雅昭
国保改悪による深刻な実態と
受療権を守る取り組み
高梨 輝子
憲法九条を国民投票のステージに
立たせてはならない
宮里 武志
京都・生存権裁判の今日的意義
高橋 瞬作
介護保険利用者のサービス利用の断念を生まないための取り組みを旺盛にすすめよう
国光 哲夫
デイサービス食費の
自己負担軽減へ向けて
前沢 淑子
韓国・源進総合医療センター・緑色病院との交流・懇談訪問記
長瀬 文雄
-連載-
民医連院所のある風景
香川/高松協同病院
大山 哲也
「キラリと光る」民医連歯科を目指して(36)
治療もまた楽し!
井上 治子
メディカルエッセイ
世界標準の医師とは
井戸 芳樹
憲法の理解を深めるために(20)
国政調査権の意義と課題
内藤 光博
医療従事者が知っておくべき法的視点(16)
川崎協同病院判決と医療の安全性―その3
小口 克巳
暮らしと食べ物(12)
日本の食糧自給率
河相 一成
ジャンボリー・レポート(40)
全国青年ジャンボリーin北海道を終えて
奥出 千春
映画の中の戦争と平和(11)
ベトナム戦争-それは人間らしい人間の勝利だった
山田 和夫
ケアマネジャーの現場から(15)
ケアマネとしてのSWの役割
尾崎 哲
漫画 祝400号記念
「花も実もある」スペシャル
いわまみどり
書評 クロスワードクイズ 読者のひろば 編集の窓