介護保険改悪
ひどすぎる改正介護保険 東京・三多摩健康友の会
九月一八日、羽村市産業福祉センターで「改正介護保険学習と交流の集い」が開かれました。西多摩ヘルパーネットワークと社保協の呼びかけでヘルパー、事業 者、利用者など一〇〇人をこえる参加者で会場は満席に。講師には江戸川区の介護福祉士でケアマネジャーの桜井和代さんを招き、変質する介護保険を学びまし た。
「母は介護度1です。新予防給付の筋肉トレーニングに通えるか心配」と会場から不安の声。
訪問介護事業所の管理者は「二世帯住宅に住む人から、ある事業所から、これからは訪問介護ができなくなるといわれた。お宅ではできるでしょうか、と問い 合わせがあった。都と市の指導が強まり、事業者が自主規制に入っている」と発言。
国は「お掃除何分、お洗濯何分、オシメ交換何秒」など目標を基準に介護内容を決めようとしています。そこには利用者のくらしも人権もありません。
私たちは常に利用者を中心に、ヘルパー・事業者はじめ医療介護関係のすべての方々と手をつなぎ、降りかかる困難を打開していこうと確認しました。
この機会にヘルパーネットワークを強めていきたいと思います。
(鈴木金吾通信員)
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いつでも元気12月号No.170より