子どももおとなも
将来は医者に… 宮城・坂病院友の会
七月二九日、子ども健康教室を開催。二六人が参加しました。午前は「救急車を呼ぶ前に」をテーマに消防署の救急隊の方の話を聞きました。一一九番への電話のかけ方、人工呼吸、心臓マッサージの実演後、五グループに分かれて体験しました。 午後は、助産師の「赤ちゃん誕生」の話、出産のアニメ、ビデオ、新生児見学、お人形の抱っこ、一〇キロチョッキの着用、間近に出産を控えている方の話、 赤ちゃんの心音、参加者のお母さんからの手紙など、豊富な内容と体験でした。 「救急隊の仕事が理解できた」「赤ちゃんが回りながら生まれてくるのにびっくり」「体が裂けるくらいの痛さと聞いて、お母さんががんばって産んでくれた のがうれしかった」「将来は医者になりたい」などの感想が寄せられました。 (木伏佳子) |
からだを大切にする心を 神奈川北央医療生協県央支部
せいきょうあつぎ診療所で「こどもからだ探検」。石川隊長(所長)のもとに集合したのは、子ども一六人と保護者が一〇人です。見たこともない機械や内視鏡で口の中をのぞくなど、診療所内の探検から始めました。 今回のテーマは「目のはなし」。さがみ生協病院眼科専門医の永木先生が担当。大きな目のモデルやスライド、赤と青のセロファンメガネで見た飛び出すアニ メの不思議な世界。「エッ」と、びっくりしながらも熱心にメモをする子どもたち。「まつげはどんな役? 涙はどうして出るの」と答えを求めていました。 探検隊を通して、からだを大切にする心を身につけてほしいと思います。 (大日方弘夫通信員) |
保健大学で“子育て講座” 奈良・健生会友の会
今年で保健大学を開講して二二回目。昨年から一般編に加えて子育て編を開講しました。
子育て講座では新婦人の方に「親子リズム」を、院内保育所の保育士には「楽しく子育て」「手遊びとおもちゃ作り」、また、土庫病院の調理師に「こどもの おやつ」づくりの実習をお願いしました。土庫こども診療所の医師は「こどものかかりやすい病気」「アレルギー」についてを講義。子育てに四苦八苦している ママたちが子連れで参加しました。アドレスの交換などもしていて、子育ての輪が広がったように思いました。
(馬場千恵子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気12月号No.170より