守ろう!平和
生あるかぎり訴えたい 北海道・きずな健康友の会
平和の鐘、心をこめて 京都・乙訓医療生協
八月六日、京都旧乙訓郡の二市一町(日向市、長岡京市、大山崎町)の九つの寺院で「乙訓非核・平和の鐘をつく集い」が開かれました。 この催しは寺院の協力を得て、ことしで一七回目を数えました。北真経寺にも四〇人が参加し、平和の誓いの集会を開き、原爆犠牲者に黙とうを捧げ、一人ひとりが心をこめて鐘をつきました。 長崎での原水禁世界大会に参加するという若い女性は「原爆のおそろしさをよく見てきてみんなに伝えたい」と話していました。 (清原巳治通信員) |
平和を願って長崎の地へ!! 北海道・札幌西・手稲健康友の会 |
被爆六〇年のことしは、友の会は、原水禁 世界大会に会長を代表として送り出しましたが、暑い長崎での強行軍、本当はちょっぴり心配でした。でも「長崎市長の話に涙」「合唱と日色ともえさんの語り に大感激」という現地ニュースが届き、元気いっぱいの様子にホッとしました。北海道の代表団も若者が多く、そのがんばりに力をもらったといいます。 外国からの若者の参加も目立っていたそうです。語り継ぐ方が高齢になってきているので、しっかりと受け止める若者の存在はとてもうれしいことですね。 報告会で見せてもらった長崎大学の傾いた門、片足の鳥居が語りかける六〇年…胸に迫るものがありました。 (坂野悠紀子通信員) |
燃えています友・九条の会 千葉健生病院健康友の会 |
八月九日、JR幕張駅前で友・九条の会の宣伝・署名行動をしました。一時間余り、平和の尊さと憲法の大切さを訴えました。 鳩のイラストと憲法をプリントしたクリアホルダーに憲法クイズをはさみこみ販売したり、九条の会と書かれたベストをつくり、署名を集めるときに活用して います。「白地に紺字でとてもすてきね」と好評です。この日は、七人が参加し、三四筆集まりました。 憲法改正に賛成という人もいて、「これからも、行動しなければ」と話し合いました。また、友の会だよりでは「私と憲法」シリーズもスタートしています。 工夫をこらし、学びながらの活動は、燃え続けています。 (伊藤則子通信員) |
みんなで歌って 京都・やましろ健康医療生協 |
恒例の「サマーコンサート」をしました。 たんぽぽ村音楽隊はゆかた姿の女性ボーカルを中心にステージを構成。「折り鶴」から始まり「花はどこへ行った」や「あの日の授業」など新しい平和の歌も いっぱい。中段に三人の原水禁広島大会参加者の報告が入り、「上を向いて歩こう」をみんなで歌いました。 理事会からは、紫金草(平和の花)の種を参加者全員にプレゼント。平和友好の運動を全世界的に広げようと訴えました。 (加藤節子通信員) |
スイトンで話題いっぱい 大阪・西淀川・淀川健康友の会 ひめしん支部 |
八月一一日、平和の集いを開催し、五四人 が参加しました。二〇分間の南京虐殺の映画を見てから、兄を戦争にとられた話や堺での空襲のこと、長崎の疎開先で原爆にあい、真っ黒になった人たちが逃げ てきた話など、映画と同じ情景を目の前で見た人のなまなましい話を聞きました。 広島や長崎に代表として参加した人たちの報告会をしてから、戦争中に食べたという、スイトンを作って食べました。 「白いだんごではなかった」「おいしい味ではなく、もっとまずかった」「スイトンが食べられる人は、まだましだった」などの声が。 食べる物もなく、家族を犠牲にされ、したいこともできない戦争は、二度とあってはならない。若い人たちにもっともっと伝え、平和を守るために、憲法九条 を守っていかなければならないと、考えさせられた一日でした。 (谷口あさ子通信員) |
横断幕も作って署名行動 福岡医療団 |
総選挙公示の前日の八月二九日、福岡医療団に事務局を置く福岡市博多区革新懇は、博多駅前で「九条署名」行動をしました。ハンドマイクでは総選挙の争点にもなっている憲法九条をめぐる与党や民主党の政策の危険性について訴えました。 自民党の改憲案は自衛隊を自衛「軍」にして、日本を戦争する国に変えようとしていることや、民主党は国連決議があれば、海外での武力行使を容認している こと、公明党も加憲と称して憲法改悪の流れにのっていることを話しました。今回は目立つように横断幕も作りました。また、はじめて一〇〇〇円の募金も寄せ られました。 この行動には一五人が参加し、二五筆の署名が集りました。 (杉谷雅博) |
此花平和のつどい 大阪・此花健康友の会 |
八月二八日、此花博愛会、年金者組合、新日本婦人の会、教職員退職者などの共催で「平和のつどい」が開催されました。四〇〇人が参加しました。 子どもづれの家庭もあり、アニメ「はだしのゲン」を上映。年金者組合の有志による歌声コーラスが、「憲法九条五月晴」「かけがえのない人生」などを熱 唱。青年部の「憲法と教育基本法が危ない」の寸劇もありました。 「イラクの子どもたちを救う会」代表の西谷文和さんの講演では、クラスター爆弾の不発弾や劣化ウラン弾で傷ついた子どもたちに、いま支援が必要と、スライ ドを使って述べられました。平和を守ることの大切さを、痛切に感じました。 (尾崎正三通信員) |
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気11月号No.169より