平和へのねがい
二度と戦争はしない 大阪・このはな健康友の会
六月五日、西九条梅香殿三階大ホールで「輝け九条此花のつどい」を開催。三〇〇人あまりが参加しました。フォークシンガーの野田淳子さんがギター弾きがたりで心の詩を熱唱。ついで憲法前文と、憲法九条を朗読し、二度と戦争はしないと平和を誓いました。 大阪市在住で絵本研究家の高山智津子さんのお話は、絵本をひもときながら、平和、子どもへの愛をユーモアを交えて力強く、客席に感銘をあたえました。 (尾崎正三通信員) |
「九条の会」何から始める? 岐阜健康友の会関支部
九条の会を結成し、賛同者を広げようということが、今年度の友の会の活動方針に入りました。 どうしたらよいのか、何から始めたらよいのかと思っていたとき、ひらめきました。 ある運営委員さんのお宅に大量にティッシュペーパーがあるのを思い出したのです。協力をお願いしたところ、快く譲ってくださいました。さっそく「憲法九 条は世界の宝」と、パソコンで打ち出し、ティッシュに挟み込み、こがねだ診療所の待合室に置きました。 チラシよりティッシュの方が持ち帰る方が多いようです。 (佐野典子) |
まずは勉強を 鳥取・米子医療生協
医療生協本部職員で九条の会をつくりました。 人に話すには、まず自分たちが勉強しなくてはと、民医連新聞の「発言 九条は宝」を読んだり、「お国言葉で憲法を」のCDを聞いたりしました。きょうは 原水協の被爆六〇周年パンフを読みました。時間は昼休憩の一〇分程度。また、家族で九条の会を立ち上げ、「それを連合すれば、たくさんの九条の会ができる ね」など話しています。 毎月九日、二五日は診療所の近辺の組合員を訪問し、署名活動をしています。 九条の会は難しく考えなくてもできると思いました。 (岡村淑恵通信員) |
勇気もらった平和行進 石川中央西健康友の会
富山から県境を越え、六月一八日、平和行進が金沢入りしました。お昼ごろ城北病院に到着。莇也寸志副院長から激励とねぎらいのあいさつがありました。 通し行進代表や責任者からは「沿道では平和カンパニーに多くの支持があった」「通りすがりの小学生にいっしょに歩こうと誘ったら、すぐ行列の中に入って 歩いてくれた」と。また「昨夜は金沢市内でキャンドル行進に多くの人が加わり市民に平和のアピールをした」などエピソードも交えた報告があり、改めて平和 へのたたかいに勇気をもらいました。 (中初弓一通信員) |
平和行進に千羽鶴で参加 岐阜・西濃医療生活協同組合
原水爆禁止世界大会に向けての国民平和大行進が、六月一六日、当地大垣を通過しました。 しずさとデイサービスセンターの利用者が、千羽鶴を行進のみなさんに託しました。この千羽鶴は、デイサービス利用者と、診療所利用者が協同して作ったもので、ことしで三回目です。 世界大会には、ことしも西濃医療生協から代表団を派遣。八月六日の夜には、診療所駐車場を利用して「平和を考える夕べ、星空の下で映画を観る会」の計画も着々と進んでいます。 (馬渕秀人通信員) |
広島・長崎に多くの人を 大阪・西淀川・淀川健康友の会 ひめしん支部
六月一九日、ひめしん支部総会を開き、一 四〇人が集合。終了後には、原水禁世界大会参加への財政活動として、新鮮な無農薬の野菜を販売しました。片道二時間かかる和歌山の生産者にお願いして、安 く仕入れ、その日のうちに小袋に入れて準備しました。「わー、新鮮な野菜がうれしい」と大好評。あっという間に売り切れました。 近くのハム工場でハムやウインナーも仕入れて、これも大好評。もっと何回もやって、多くの人たちに、広島、長崎に行ってもらえるようがんばります。 (谷口あさ子通信員) |
ドクさんを迎えて交流 北海道・道東勤医協友の会連合会
ベトナムが解放されてから三〇年。ベトナム戦争で、アメリカによる枯葉剤被害を受けたドクさんをお招きして市民交流会を実施しました。
ドクさんも二四歳に。参加した中・高校生からは「枯葉剤をまいたアメリカについてどう思いますか」「私たちはどんなことをしたらいいですか」などの質問 があり、ていねいに答えてもらいました。午後からは、矢臼別自衛隊演習場の中の住人である川瀬氾二さんと懇談も。
侵略戦争の愚かさを告発し、改めて平和と憲法を守ることの重要さを感じる機会になりました。
(亀井武通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.167より