人間らしく生きたい
班会で核廃絶署名も 島根・松江保健生協
八束町きもっ玉班は三月二三日、ビデオで介護保険改悪について学習しました。参加した組合員八人は、その場で署名したり、次の班会に集めて持ってくることにしました。 五月二日からニューヨークで国連が開くNPT(核不拡散条約)再検討会議に向けて、日本のNGOの代表の一人として、きもっ玉班担当の生協組織部の徳永さん(四〇代、男性)が参加します。 「被爆六〇年国際署名」をいつも持ち歩いている私は、ここぞとばかりに用紙を取り出して、すぐ署名してもらいました。 (加茂京子通信員) |
権利はたたかいとるもの 東京・下赤塚診療所健康友の会
またまた小泉政権の悪政に友の会員はみな激怒。年明け二月の年金から所得税天引きとは! とりわけ許せないのは老年者控除・住民税非課税措置の廃止です。 Tさん夫婦は月六万円たらずの年金生活。奥さんはいいます。「なけなしの貯金を食いつぶしているので、お先まっくら。非課税廃止になると、通院に必要な シルバーパスも、いままでの年間千円から二万五一〇円に跳ね上がり、まったく目ん玉が飛び出すよ」と。 また、収入が変わらなくても介護保険料も国保料もみな上がる。まさに雪だるま式です。 朝日訴訟で有名な朝日茂さんの「権利は国から与えられるものではなく、私たち国民がかちとるものだ」という言葉が思い起こされます。私たちは勇気を出して、たたかわなければ。 (佐埜明通信員) |
班会が増えています 石川・金沢北健康友の会
友の会では介護保険の改悪の内容を一日でも早く会員に知らせ、改悪反対の声を強めようと、「介護保険班会」百回開催を目標にしました。ビデオ「これでいいのか介護保険」はこのとりくみを進めるのに大変役立っています。 気軽に「ビデオを持って行くから近所の人といっしょに見ませんか」と声をかけ、都合のよい時間に、友の会世話人や事務局、事業所職員が、会員宅やボラン ティアの集まっているところ、労働組合の事務所や病院の待合室などに出かけます。 ビデオを見たあとは話がはずみます。身近に介護を受けている人を実感しているだけに、怒りも大きく「小泉になってからひどいことばかり。早く辞めさせよ う、署名を集めるわ」とさらに怒りが広がっています。 三月中は医療懇談会も含めて四二カ所で班会が開かれました。 (鍋野正道通信員) |
人の命を大切に 静岡・浜北医療生協
三月五~六日、大阪市で「第六回患者の権利章典実践交流会」が開かれ、全国から五百人が集まりました。
ISO取得や院所利用委員会のとりくみ、リビングウィル、街角デイサービスなどさまざまな分野で、患者の権利、人権を尊重することがどう実践されている か一一の分科会に分かれて話し合いました。
人の命を大切にする社会を作り出すのが私たちの仕事なのだと感じ、これからの支部活動にいかしたいと思いました。
(北島美佐江通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気6月号No.164より