尊厳死めぐり熱い討論　　兵庫・姫路医療生協

患者の権利保障や終末期医療のあり方を探るフォーラム「リビングウィル（延命治療に対してあらかじめ意志表示する要望書）」昨年姫路市内で開きました。組 合員、職員、市民ら約一八〇人が参加。患者と家族をテーマにした寸劇と、医師や大学教授や僧侶らによるパネル討論を行ないました。 　アンケートの回収率も七〇％をこえ、「参考になった」「わかりやすかった」と答えた人がなんと九五％も。八〇％の人が「家族とリビングウィルについて話 し合おうと思う」「実際に自分のリビングウィルを残す段取りをしようと思う」と回答。毎年、違うテーマでの開催ですが、とくに今回は大好評でした。 （岸本守通信員）

 

生きいき健康づくり　　いばらき保健福祉友の会

　一月二〇日、久しぶりに友の会の学習会を開くことができました。近所の工務店営業所の「事務所が空いているからどうぞお使いください」との言葉に甘えさせてもらいました。
　当日は、近くに住む友人や工務店の方など八人と、友の会事務局・職員合わせて一一人が参加。にぎやかに血圧測定・尿チェック・アカンベーチェックをしました。
　次に、デイサービスセンターさかどの職員、早瀬さんから、毎日デイサービスでやっているという健康体操を教えてもらいました。いすに腰かけた状態ででき る体操。「これならいつでも気軽にできる」と好評でした。
　最後に認知症予防の簡単なテストをしました。テストの結果に満足したり、不満だったりで、和気あいあいと笑いの絶えない楽しい学習会でした。
　私たちの友の会は介護施設・事業所の友の会なので、学習会には介護に関した学習や、健康体操を施設の職員が指導してくれます。これからも継続したいと思っています。
（大澤初江）

---

各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気4月号No.162より