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ニュース・プレスリリース

守れ!平和

燎原の火のように  宮城・古川民主病院友の会

torikumi161_02 一二月二二日、古川民主病院を会場に、友の会有志「九条の会」総会が開かれ、三三人が参加。力強い活動の第一歩をふみだすことができました。
 前半は「吉野作造を学ぶ会」代表の横山寛勝先生による記念講演。テーマは「いま、ほんとに危ない!第九条」。 最も危険な「世界の中の日米同盟」路線、吉野作造の「民本主義」、「アメリカ押しつけ憲法」論など、今日本がいかに危ない曲面に立たされているかが、痛い ほど伝わってくるものでした。
 これからは、「九条の会」を全国くまなく、網の目のように組織していき、文字通り燎原の火の如く平和の声をとどろかせていく必要があるのだということを、確認しあった総会でした。
(皆川秀雄通信員)

 

憲法九条ネットづくり  京都・乙訓医療生協

 一二月一四日、長岡京市で「憲法九条守ろう乙訓ネット」のよびかけで、「自衛隊派兵延長ゆるすな、米軍のファルージャ住民の虐殺やめよ」の緊急集会とキャンドルパレードが行なわれ、一五〇人が参加しました。
 本来ならこの日は自衛隊の派兵期限切れ、撤兵の日。しかし小泉内閣・自公政府は、日本国民の多数、イラク国民、世界の平和勢力の反対の声を無視した憲法 違反の派兵延長を決めました。これに抗議したものです。夕やみの会場には手に手にペットボトルで作ったキャンドルを持った人たちが集まってきました。
 参加者はプラカードや横断幕もにぎやかに「自衛隊はイラクから撤退せよ」「憲法九条を守ろう」のシュプレヒコールを響かせ、クリスマスムードのメーンストリート商店街をパレードしました。
(清原巳治通信員)

 

医療生協でも九条の会を!  兵庫・姫路医療生協

 憲法九条をめぐる情勢が正念場をむかえる年となりました。
 私が高校の社会科の教師になったのは、二つの理由がありました。一つは、兄の戦死がわかったとき、母親が一晩中泣きじゃくっていた姿を見たこと、二つ目 は米軍のB29からの焼夷弾が花火のように落ちてくる姫路大空襲の中を命からがら逃げまどった恐ろしい体験を持っていることです。
 九条こそ「日本の財産」「世界の宝」です。先日、姫路医療生協の「あぼしヘルスコープ」地元地域で「西ひめじ九条の会」の憲法学習会があり、講師に呼ば れました。四〇人程が集まりました。「姫路医療生協・九条の会」が作れないのかと思う昨今です。支部や班会でも気軽に話し合えたらと思っています。
(岸本守通信員)

 

戦争体験を聞く会ひらく  東京・柳原診療所

 一二月二一日、「戦争体験をきく会」を開きました。友の会と職場の「九条の会」有志が中心になって準備してきました。診療所の創立のころにがんばった看護師さんたち三人に、戦中戦後、どんな思いで生きてきたかなどを話してもらいました。
 中国(当時の満州)に渡り、野戦病院で勤務していて終戦になり、戦後は中国の激動の中で八路軍に参加。一三年後の昭和三二年に帰国し、すぐに民医連に参 加した話などがされました。軍国主義教育の恐ろしさ、戦争の悲惨さ、残留孤児の話、女子どもを残して日本軍幹部は一番先に逃げた話などなど…。
 帰国後は、民主診療所で定年まで献身的に働き、今の病院の基礎を築いた話などは感動的でした。
 話はさらに、自衛隊のイラク派兵や、憲法改悪の危険な動きなどにまで及び、盛り上がりました。
(牛山長重通信員)

 

平和大会に参加して  長崎健康友の会

 一一月一九~二二日、日本平和大会が佐世 保市で開催されました。長崎健康友の会と香焼健康友の会と長崎民医連は、初日の「人間の鎖」行動に総勢八八人が参加しました。戦争している米軍基地と平時 の日本が同居している現状を目の当たりにし、あらためて基地の大きさを実感しました。
(吉田共生)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気3月号No.161より