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ニュース・プレスリリース

学んで、交流して

平和を語る集い  宮城・長町病院友の会

torikumi159_02 一〇月二一日、太白区中央市民センターで長町病院友の会・社会保障部主催による「平和を語る集い」を開催。六〇人以上の会員が集まりました。
 原水爆禁止世界大会代表佐藤洋子さんや、日本高齢者大会参加の宇塚敬子さんの報告がありました。また東北学院大学講師の川端純四郎さんが「憲法九条のは なし」と題し講演。わかりやすく話されました。参加者からは、自衛権は? 国連常任理事国入りの目的は? などの質問もだされました。
 二度と原爆被爆者を出さないためにも、憲法改悪を阻止するためにも、社会保障の充実を求めるたたかいと平和運動を表裏一体としてとりくむことが大事。友の会運動を進めようと確認しました。
(加藤義信)

 

人間らしく  京都・やましろ健康医療生協

 社保平和委員会では、「自分らしく、あなたらしく」と題してジェンダーフリーについて学習会を開きました。講師は、吉田眞佐子弁護士。ジェンダーフリーの正しい理解、役割分担などをもっと民主的に広めようというすばらしい内容でした。
 日本では、男らしさ、女らしさが強調されて、人間らしさが置き去りにされたり、男女平等を誤ってとらえる傾向もあります。各種名簿でも、男女別々に整理 されるのは、世界でも少数だとか。私たち国民ももっとジェンダーフリーを正しく広めなければと考えさせられました。
(加藤節子通信員)

 

ふれあい喫茶はお得!  北海道・札幌中央区友の会

 貸ビルの小さな診療所ではじまった「ふれあい喫茶」は五回目を迎えました。会員の作品を何でも持ちよろうと声をかけて、習字、絵画、写真、絵手紙などなどがにぎやかに飾られ、毎回バザーもしています。
 手づくり品も評判よく、会員の労苦が伝わってきます。障害のある人もヘルパーに同行してもらって参加。自ら彫った木彫品を展示しながら、「片手で彫るん だが、これが生きがい」と。川に泳ぐシャケのうろこが一つひとつ丹念に彫られ、まるで生きているようです。
 メーンの健康講座は検査技師が「健やか健診」の項目を詳しく説明。日ごろ送られてくるだけの健診結果の数字がとても実感をともなってきました。こんな友 の会ならではのふれあい喫茶、ためになること、うけあいですよ。
(黒木洋子通信員)

 

心の健康は?  千葉健生病院健康友の会

 一〇月六日、精神科の鈴木かおり先生の「心の健康」の講演が開かれ、七〇人が参加しました。職員の参加も多く、それぞれの立場から心のケアを考えたり、先生からアドバイスをもらったりしました。
 慢性疾患からくる合併症の不安をかかえる人やストレスの多い人など、心を病んでいる人が多くなっています。実際に治療を受けている方は、カウンセリング を受け、気持ちが楽になったなどの声も聞かれました。
 保健活動の一環として昨年からとりくんでいますが、関心も高くこれからも計画していきたいと話しています。
(伊藤則子通信員)

 

血液サラサラ君、大人気  京都・乙訓医療生協

 乙訓医療生協では、この夏に導入した「血液サラサラ君」が大活躍しています。ゴマ粒大ほどの血液を採取し、デジタル顕微鏡に入れると赤血球の一つ一つが弾むように動くのが見えます。この状態がサラサラ血液。カエルの卵のようにつながって見えるのがドロドロ血液です。
 最近では、班会や集会でひっぱりダコで、係りの人がうれしい悲鳴を上げています。一〇月一六日、私の家でもこのサラサラ君を使った班会を開き、九人が参 加しました。「ウワー、すごい」「いっぺん見てみたかったんよ」。大好評で話もはずみました。
(清原巳治通信員)

 

中学生の「総合学習」を  神奈川・みなみ医療生協

 「みんな素直ないい子…」感激さめやらぬ顔で話すIさん。八三歳。ミニ・デイ「ひだまり」の利用者です。
 「ひだまり」は、ことしも中学生の「総合学習」年間一〇回の授業を依頼されました。授業(実地体験も含む)は一四人の中学二年生が出席しています。地域 のおとしよりとの交流を通して、介護やボランティア活動を学んでいます。
 当初は、とまどいがちで集中できなかった中学生たちも、回を重ねるごとにおとしよりとの交流が深まり、少しずつ顔つきも変わってきました。Iさんは、八 回目(一〇月七日)の授業をお手伝いしました。
 授業の責任者は「ひだまり」代表者の中山則子さん。カリキュラムの作成・講義・実地指導と大忙しですが、「いつか地域の福祉にふれる子どもたちが生まれ ることを夢見て楽しんでいます」と語っています。
(中見孝夫通信員)

 

憲法を基本に  長野・東信医療生活協同組合 青木支部

 九月に川西診療所職員も含めて三二人で長野と新潟の県境にある栄村を見学しました。町村合併をしないで村づくりをすすめている高橋彦芳村長の講演を聞き、「私達の生き方」について考え、感銘を深くしました。
 日本国憲法一三条は国民一人ひとりが尊重され、二五条は、国民すべてが健康で文化的な最低限度の生活をする権利があると明記しています。村ではこれを基 本に、農業や観光の振興や福祉教育を大切にするなど、現在の社会が「失ないかけている人間の生き方をどう取り戻すか」を村をあげて懸命に努力されていま す。
(池内巌)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.159より