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ニュース・プレスリリース

改悪許さない

班会で介護保険の学習  島根・松江保健生協

 九月二七日、きもっ玉班会は、松江生協病 院在宅支援センターの木村ケアマネジャーを講師に介護保険について学習。「見直し」という名の「改悪」がたくらまれていると実感しました。利用者の負担が 増えるらしいとは聞いていましたが、介護度の軽い人たちがサービスからはずされようとしているとは。
 それを先取りするかのように、町のデイサービスは重度の利用者が増えました。班会に参加した組合員のKさんは要介護1ですが、職員の手が足りずサービス が低下したため、「デイ」の利用を止めました。他にもそんな人が増えていると話していました。介護保険の充実を求める署名が大切だと思いました。
(加茂京子通信員)

 

制度の改悪に反対!  東京・下赤塚診療所健康友の会

 独居の高齢者はいま、全国で七二〇万人余 といいます。在宅介護がますます重要になっているなか、厚労省は介護保険見直し(実は改悪)を打ち出してきました。「ヘルパーに頼っているとボケるから、 訪問介護の利用制限をする」なんてとんでもない。独居の友の会員の声を聞いてみました。
 「ヘルパーさんが来てくれるからこそ元気になる」「足が悪いから買物には行かれないけど、ヘルパーさんと里いもやにんじんの皮むきをやり、味つけは自分 でする。とても楽しい」「ヘルパーさんとおしゃべりができ、訪問の日が待ちどおしい」「どこまで年寄りをイビルんだ」など、みなさん怒っています。
(佐埜明通信員)

 

ホテル・コスト  宮城・みやぎ高齢者福祉の里をつくる会

 私たちのグループでは宮城県利府町に特別養護老人ホームを建設中です。全部屋個室、平屋です。国の方針で国の建設補助は削減されました。そして、「ホテル・コスト」を利用者に負担してもらうことになります。 
 減免措置を考慮中です。生活保護受給者には利用料から二万円減。年金非課税者には利用料から一万円減。全額免除も考えていますが、国は認めないようで す。もし減免すれば法人の負担になり、この施設で働く人たちの給与に直接影響するでしょう。福祉施設の利用者、働く人相互の意見交換、運動が必要だと思い ます。
(籏野昌弘通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気12月号No.158より