安全文化を根付かせよう
大阪・耳原総合病院
七月三一日に第四回同仁会医療安全大会を開催しました。池田理事長が前回出された課題がどのようにすすめられたのか、今後の重点課題を中心に「安全文化を根付かせよう」と基調報告。七職場から医療安全のとりくみが報告されました。
記念講演では「みんなで取り組む注射事故予防―常識とのたたかい―」と題して全日本民医連副会長の小西恭 司医師のお話を聞きました。民医連の医療安全モニター委員会に寄せられた「ヒヤリハット報告」や人間工学的には「エラーは結果であり原因ではない」「医療 事故は組織事故である」という視点で実践的でわかりやすい内容でした。同仁会に対する期待として、「蕫患者中心に﨟蕫何よりも患者の人権を守る﨟組織文化 を根気強く創造しよう」など四点があげられました。
最後に大田副理事長が「同仁会のそれぞれのところで安全な医療が提供されているかを点検し医療・介護も同時に高めていくことなど改めて確認する場となりました。今日参加できなかった人たちのために職場で報告、学習会をしていきましょう」と閉会挨拶をしました。
(大隅利隆)
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いつでも元気11月号No.157より