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ニュース・プレスリリース

守れ!平和を

平和へのおもい  千葉健生病院健康友の会

torikumi153_02 四月九日、スーパーの前で「イラク派兵反対」の署名行動をしました。イラクで日本人三人が拘束され、自衛隊を撤退させろと脅迫された翌日とあって、署名六五筆があっという間に集まりました。
 自転車に乗ったまま、怒りのためか無言で署名をする人、買い物帰りの人も寄って来てくれました。印象に残ったのは、高校の入学式帰りの親子。「ぼく署名 します」と氏名を書き、「住所も最後まで書くの?」と瞳をキラキラさせているのです。夢いっぱいの入学式の日に、平和への署名。宣伝行動を終えて心のどこ かで清々しさを感じました。
(伊藤則子通信員)

 

平和訴える「イラク写真展  東京・下赤塚診療所健康友の会

 地域の保育士さんたちが、「イラク写真展」を開き、友の会からも参加しました。来場者は一日だけで百人をこえました。通りがかりの人も来て、関心の高さを示しています。感想の一部を紹介します。
 イラクの人たちの気持ちや悲惨さがわかった(一〇代)、イラクの現状がこんなにもすさまじいとは思わなかった(二〇代)、自衛隊はやはり軍隊とみなされ ていると思う(三〇代)、戦争はやってはならない(四〇代)、劣化ウラン弾の恐ろしさがわかった(五〇代)、一般のメディアでは伝えられていないことがよ くわかった(六〇代)、心が痛む。悲しすぎる(七〇代)。
(佐埜明通信員)

 

イラク医師の研修の成功を  北海道・きずな健康友の会

 イラクから名古屋大学附属病院に研修に来ている、アサード・アミル・カラフ医師とムハマド・ダハム・ハッサン医師を招いて、道南勤医協イラク問題を考え る会主催の「劣化ウランに苦しむイラクからの報告会」が四月一八日に開かれました。
 アメリカ軍が投下したウラン弾の放射能汚染による惨状が映写壁に映し出され、アメリカの蛮行とそれに追従する小泉首相への怒りがこみあげてきました。
 ウラン弾の影響で増え続けているといわれているがん患者治療のための研修が成功し、イラクの人びとのために役立つことを願っています。人質として拘束さ れた高遠さんが、小児がんの子どもの日本での治療と二人の医師の名古屋での研修のため、ビザ発行に奔走し来日が実現しています。これこそ真の人道支援で す。
(大田夏美)

 

平和への誓い新たに!  静岡・東部健康友の会

 友の会で、信州方面に旅行しました。四四人が参加。印象深かったのは松代大本営でした。
 「松代大本営を保存する会」代表の縣さんが、壕の中を詳しくガイドしてくれました。
 「松代大本営は一刻も早く東京から大本営を移すため完成を急いだ。危険な突貫工事のために、全国から朝鮮人が動員され、それでも足りず、朝鮮半島から強 制連行した。その多くの方が非人間的な労働・食料・生活のため死傷した」という日本の加害の事実にみんな聞き入りました。
 犠牲となった多くの朝鮮の人たちのためにも、この事実を、戦争の悲惨さを語り継ぐことが必要です。平和への誓いを新たにしました。
(小高賢治)

 

米軍機墜落事故の証言を聞く  神奈川・川崎医療生協

 三月二七日、平和活動交流集会を開催し、三九人が参加。一九七七年に横浜市緑区でおきた米軍機墜落事故で、娘の和江さんと二人の孫を亡くされた土志田勇さんから話を聞きました。

 アニメ「パパママバイバイ」、そしてありのままを話される土志田さん、平和資料センターの齋藤眞弘さんのお話は、涙をさそい、米軍と日本政府の対応に怒りがこみ上げました。

 ビデオ「NO WAR」の上映、平和委員会の活動や原水爆禁止世界大会参加者の報告、そして戦争体験や平和に対する想いなどを交流しました。
(加川竜)

 

今井君の未来へエールを!!  北海道・札幌西・手稲健康友の会

 イラク人質事件の被害者の一人が、友の会の会員で、院所の職員の今井さんの息子さんです。緊急職員会議には、大会議室があふれるほど職員が集まり、友の会員も参加しました。

 未来ある青年の命を何としても助けなければと、昼、夜の訴え、署名行動をくり広げました。無事解放の ニュースを聞いたときは本当にうれしく、「よかったね」の言葉が飛びかっていました。それなのに心ない「自己責任論」や悪意に満ちた週刊誌の記事…、地球 より重い命が還ってきたことを、なぜ喜んであげられないのでしょうか?

 今井君、あなたの信念をつらぬいて生きていってくださいね。
(坂野悠紀子通信員)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気7月号No.153より