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ニュース・プレスリリース

老いてますます

宅老所「げんき」開設  奈良・片桐保健促進会事務局

torikumi147_04 ようやく念願の宅老所「げんき」を九月一五日にオープンしました。診療所、保健推進会を中心に、年金者組合など民主団体の協力も得てすすめてきました。NPO(民間非営利団体)登録も申請しています。
 月火水木の週四日制でスタート。ボランティアがたくさん来て、お昼も手作りで出してもらっています。利用者の一人は、いつもは家でじっとしている毎日で したが、「げんき」に来るようになって表情が明るくなり、ここに来るのを毎回楽しみにされています。
(中嶋潤二)

 

「医療費の償還払い」を勉強  福岡・米の山病院

torikumi147_05 ありあけ健康友の会ブロッコリーズ班は、高齢者の高額医療費償還払い制度について、一〇月に学習会を開きました。
 地域から七人の方が参加。医事課職員が講師をつとめ、「高齢者の医療費は高額になると償還払いされるが、全国的に未償還が非常に多い。制度が複雑で多く の方が理解されていない」現状や、どんな場合に払い戻しになるかについて、例をあげた説明がありました。
 参加者から「私の保険の場合はどうなるか」、「市役所から手続きをしにくるように通知がきたが」などの声が出て、講師がそれぞれ説明。班長さんから、 「友の会では『転ばぬ先の杖』として、班ごとに償還払いの手続きを市役所へ前もってしているところが多い」と紹介され、うちの班も計画することになりまし た。
(前川貴嗣)

 

苫小牧友の会と交流  北海道・ミニ・デイホーム絆の家

torikumi147_06  北海道勤医協苫小牧友の会から一四人が函館にこられ、一〇月七日「絆の家」参加者と昼食をはさんで交流しました。玄米にぎにぎ体操から小物づくり・おしゃべりで時間があっという間にすぎました。食事作りボランティアの大奮闘でいつものおいしい昼食でした。
 その後、苫小牧友の会から「のびのびとくつろぐ利用者や、ボランティアに感動しました。こうした活動の積み重ねが市民権を得て、評価につながっているの ですね」といううれしい便りがきました。
(大田夏美)

 

アジアの高齢者が交流  千葉・船橋二和病院友の会

torikumi147_07 一〇月二七日、二八日、東京の浅草公会堂でアジア高齢者文化祭が開かれました。中国一六〇人、韓国一七〇人、オブザーバー参加のモンゴル八人、バングラデシュ二人。日本の参加者をふくめ二日間で延べ一五〇〇人が参加しました。
 各国の伝統芸能、現代芸能や民族衣装によるファッションショーなどは同時通訳つき。書画・写真・民芸品展も開かれ、即売も行なわれました。
 高齢者が手をとりあって、若い世代に平和と友好の絆を受けつがせたい願いからはじまった文化祭。第一回は北京で、第二回はソウルで開かれました。第四回 は来年一〇月、北京で開催が決まり、一〇カ国以上の参加が期待されています。
(科野総通信員)

 

笑いあり、涙あり  京都・信和会訪問看護ステーションひまわり

torikumi147_08 かねて念願だった「介護者のつどい」を一〇月に開催しました。介護歴三年から二〇年以上の介護者六人と利用者一人が参加されました。
 自己紹介、聞いたこともない病気にまつわるエピソードや食事づくりの工夫、日々の苦労や思いなどが、笑いや涙をまじえて話しあわれました。
 「ほかの人の話をきいて元気がもらえた」「またしてほしい」という参加者の声です。一番元気をもらったのは私たちスタッフ。さあ、来年も開くぞ!
(松本淳子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気1月号No.147より