ほっとひといき
玄関先でお出迎え 北海道・札幌西手稲健康友の会
友の会員がボランティアでつくってくれた花台は、白樺の木が使われ「空よ」の文字とかたつむりが浮き出ています。「光り輝く彩」の緑もあざやか。会員が持ちよった鉢花が可憐に咲き、患者を迎えてくれます。 北国は朝夕冷え込み、霜が心配される季節、花たちともお別れです。また来年、花々を迎えるまで、この台の有効活用を…と思いをめぐらしているこのごろです。 (坂野悠紀子通信員) |
方言は宝もの 山形虹の会と福祉を良くする友の会
デイケア利用者の第一陣が帰られたあと、七~八人の静かなデイルームに『心に残る庄内語』の本を片手に顔を出し、「本を読みますが興味ある方おいでくださーい」と声をかけると一人、二人と集まって大きな輪ができました。 「ウダルてわかる?」「イガゲルは?」「わがるわがる」。ふだんあまりことばを発しない方、笑顔が見られない方、無表情の方が、ああだ、こうだと語り出します。 うれしい!! 本を読み進める途中にも、一つ一つの方言にまつわる話題や思い出話しがつきません。「宝ものみーつけたー」という気分で、会議に向かう足どりが心なしか軽かったなあ。 (山中玲子) |
「なが穂の里」がオープン 石川・はくい健康友の会
八月二日、グループホーム「なが穂の里」が開所式を迎えました。羽咋民医連グループとはくい健康友の会が建設実行委員会をつくり、一年半以上にわたって準備してきました。
地元、羽咋市石野町は昔から「稲が豊かに実り、穂を長くたれている」といわれ、ここから「なが穂の里」と名づけられました。
当日は、地域のかたがたくさん訪れ、みんなでオープンを祝いました。
(秋山暁子通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気12月号No.146より