• メールロゴ
  • Xロゴ
  • フェイスブックロゴ
  • 動画ロゴ
  • TikTokロゴ

ニュース・プレスリリース

世界に発信!「核兵器廃絶」を!!

原水爆禁止世界大会-広島・長崎

 八月三日から九日まで原水爆禁止二〇〇三年世界大会が広島・長崎で開催されました。参加者は一万人をこしました。
 非政府組織(NGO)主催の大会にもかかわらず、スウェーデン、エジプト、インドネシア、バングラディシュ、ベトナムの政府代表はじめ二三カ国から六八 人が参加、ジャヤンタ前国連事務次長からのメッセージも寄せられました。

イラク戦争も告発

 ことしはイラク戦争後の紛争中ということもあり、秋葉忠利広島市長も伊藤一長長崎市長もアメリカの先制攻撃・核戦略をきびしく批判しました。
 秋葉市長は広島の全体総会に初参加し、講演。そのなかで被爆六〇周年の二〇〇五年にニューヨークで開かれるNPT(核不拡散条)再検討会議にむけて世界 の平和市長会議加盟都市・市長が核兵器の禁止条約の締結などを求めて各国政府に働きかける緊急行動を起こすよう呼びかけました。
 また世界大会閉会総会で、二〇〇五年にむけて短期集中で「いま核兵器の廃絶を」の新しい署名を国際的に展開することが確認されました。

過去最高の参加

 七日夜、長崎で民医連交流集会が開催されました。三二県連から過去最高の三六八人が参加。参加者に青年がめだちます。
 ステージも実行委員会の青年を中心に進行。「各地の平和活動報告」や「うたごえ」で楽しく交流しました。

学習をして参加

 東京から初参加の木村雄介さん(25歳・歯科医師)は「カンパ活動や学習会をし、法人から四人参加しました。四月に入職したばかり。今までこんな環境にいなかったので、刺激をうけてます」といいます。
 「日ごろ、有事法制などを朝礼で学習してます」と宮崎から青年職員四人で参加した漆野祥子さん(26歳・看護師)は仲間と楽しそう。
 新入職員ばかり四人で参加したという北山奈穂子さん(23歳・理学療法士)は「ウチの病院は新人から押し出してくれます。平和運動を実感したくて参加し ました」と語ります。

若い人への認識かわった

 石川から参加した今井きよさん(85歳)は「久しぶりに参加しました。いつも感動しますが、今回はとくに若い人への認識をかえなければ、と思いました」と、にこにこ。
 奈良・健生会友の会事務局の野島セイ子さん(52歳)は「健生会から二人参加しました。社保委員会で有事法制やイラク戦争についてパネルで学習し、署名 やカンパ活動をして参加しました。ことしは3・1集会にも参加しましたが規模が違う。若い人から元気をもらいました」と元気に話してくれました。
文・斉藤千穂記者
写真・廣田憲威


 各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気10月号No.144より