楽しかった大運動会　　石川・中央西健康友の会

今日の通所リハは、「大運動会」です。院 長先生の開会のあいさつ、選手宣誓とセレモニーも本格的。紅白に分かれて「大玉」ころがし、つなひきに玉入れ、ビスケット食い競走。昔の美人も今の美人 も、白い粉でいっそう白くなる「あめ食い競走」などなど応援のタンバリンの音もまじって部屋いっぱいに歓声が上がります。 　手の不自由な人も車イスの人も、ふだん出さない大きな声で、力をふりしぼってがんばりました。 （中初弓一通信員）

おいしかった！笑った!!　　京都民医連第二中央病院健康友の会

松ヶ崎ブロックでは、七月八日第二回ふれ あいお食事会をしました。メニューはカレー、サラダ、フルーツ、名物の黒蜜だんご。前回の京都大学の奇術につづき、今回は落語研究会にボランティアを頼 み、葵家出版さんの「つる」、道楽亭ぱろさんの「大安売り」を聞かせてもらい、笑ったり拍手したりと食事の手が何度も止まるほど。 　そのあと自己紹介したり、昔懐かしい歌をうたったりと、とても楽しいひとときでした。一五人も参加があり、次回はもっと人数が増えるようがんばります。 （大石紀代子通信員）

はじめてのカラオケボックス　　岐阜・華陽診療所

念願であったカラオケボックス行きが患者 さん宅の好意によって実現しました。患者さん八人に看護師とボランティア総勢一三人で朝一〇時から一時間、ナツメロに酔いしれました。はじめは小さな動き の口元も次第に大きくなり、手拍子の手も大きくゆれ、すてきな笑顔、どこにこんなエネルギーがと驚くばかりでした。 　ボランティアの私もカラオケははじめてでしたが、すてきなプレゼントをもらったようで楽しくウキウキとした気持ちになりました。 （千葉碧）

ひさしぶりの動物園　　千葉・南浜診療所健康友の会

介護が必要な方の「新緑を見る会」で六月一四日、千葉市動物公園に行きました。参加者は五五人（高校生ボランティア六人含む）。市役所福祉バスに分乗しました。 　「長生きしてよかった」「ゾウやキリンに会えるなんて夢のよう」と孫のようなかわいい学生さんに車いすを押してもらい大喜び。外へ出る機会も少ない方も 「よかった、よかった」と笑顔いっぱい。坂道は大変でしたがみなさん元気で、楽しい一日でした。 （小川トキ子）

 

キューバの老人ホームを訪ねる
千葉・船橋二和病院友の会

七月二日キューバ保健省本部を訪問しまし た。国際部長からキューバの保健制度について説明をうけたあと、老人医療研究所、デイケアセンター、老人ホーム（特養ホーム）を訪問。ハバナ市内の老人 ホームは、入所者三〇人、通所者二五人で費用は入所者一カ月約二四〇円、通所者一五〇円といいます。 　アルツハイマー症の人もいましたが、寝たきり状態の人は見あたりません。入所資格は一人暮らしの高齢者で、一カ月の待機で入所できます。医師六人（う ち、ひとりは精神科医）、看護師、介護士を含めて三八人の職員が働いていて、わが国の特養ホームの人員配置とくらべると、まさに月とスッポンです。 （科野総通信員）

 

「運転手集団」が総会　　石川・金沢北健康友の会

石川県健康友の会連絡会の「助け合い」事業のひとつ、会員の通院・通所を助ける通院バス。その運転手の会「野菊運転手集団」の第四回総会が、六月二八～二九日に開かれました。 　それまで各事業所で行なっていた、通院・通所の利便をはかるバスなどの運行を友の会がまとめ、事業にしようと三年前に一七人の「運転手の専門家集団」と して「野菊運転手集団」はスタート。元私鉄バス、タクシー、トラック、金属などで働いていた方がたが、運転の技術を友の会活動に生かそう、その中で生きが いを見つけようと参加。二〇〇〇年には、「野菊運転手集団の申し合わせ」もでき、現在三ブロック三七人です。 　民医連事業所も、病院・診療所だけでなく、介護保険事業など多様になり、送りかたもさまざまです。「安全で安心して利用できる」と利用者からは、大変喜 ばれています。 　総会では、城北病院名誉院長の莇昭三さんを招いて「民医連五〇年の歴史を振り返って」と題して講演。「医療は医師・看護師・職員と患者との共同の営みで す。この病院と患者を結ぶ 蕫いのち綱﨟の運転手の役割に自信を持って活動してください」との話がありました。 （鍋野正道通信員）

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いつでも元気10月号No.144より