平和だいすき
今年も代表を送るぞ 東京・足立健康友の会
足立健康友の会北千住支部の平和委員会は、ことしも原水禁世界大会に代表を送るため、資金づくりをはじめました。 毎週金曜日、お弁当をつくって院所職員に「おかあさんの味」を届けます。六月のメニューはハンバーグ弁当と焼きうどん、ちらしずしなど。時間指定の配達 にもこたえようと、男性もがんばっています。 (柏葉長一) |
被爆者の命をかけた訴訟
千葉健生病院健康友の会
千葉県でも被爆者の原爆症認定集団訴訟がとりくまれています。県内で一一人が認定を申請(うち三人が死亡)。Aさん(七四歳男性)は昨年申請を却下され、異議申し立てをしましたが、約一年間連絡がないため、提訴に踏み切りました。 Aさんは広島で爆心地から五キロの所で被爆、爆心地付近で三日間救援作業をしました。九三年に膀胱がんにかかり、昨年一月に手術しています。 県内被爆者三五〇七人のうち原爆症の認定を受けているのは八人だけ、国の大幅な切り捨てに問題があるのです。五八年たった今も原爆被害に苦しむ被爆者 は、核兵器は許せないことを国に認めさせたいと、命をかけて訴えています。 五月末日には集団訴訟を支援する千葉の会が発足、友の会も組織として加盟、個人加盟も呼びかけています。 (伊藤則子通信員) |
「暮らしの中に憲法を!」 神奈川みなみ医療生協
みなみ医療生協の組合員と職員が中心となり、五月二八日、「暮らしの中に憲法を!」をかかげた平和のつどいが一〇二人の参加で行なわれました。 憲法九条をめぐって有罪・無罪と問いかける憲法劇を上演し、観客全員が陪審員となり、グループ討議の後、発表を行ないました。 「憲法九条は学校でも習っていない」「戦争で多くの人を殺りくすると英雄になる。そんな時代が来ないように九条を守りたい」など活発な発言。「平和憲法 と向き合い語る場を広げていくのが大切」という感想も聞かれました。 (清水多恵子) |
千羽鶴を広島へ 京都・乙訓医療生協
五月に東京を出発した国民平和大行進が六月二四日、京都・向日市に到着しました。 雨の市役所前の集会では、乙訓医療生協・医誠会診療所のみなさんが心をこめて折りあげた千羽鶴が、広島まで通し行進する人たちに託されました。参加者は 長岡京市役所までの三キロをともに元気に行進しました。 (清原巳治通信員) |
いい汗かいて 大阪・耳原友の会
ことしの堺平和行進は、七月三日に行なわれ、耳原病院からは、職員三一人と耳原友の会の会員一〇人が参加しました。ポツリポツリと降る雨にも負けず元気よく歩きました。 とくにことしは、平和に対する思いが募ります。有事法制を発動させないためにと、はやる心を静めながら、流れる汗を気持ちよく感じ、シュプレヒコールの 声が一段と大きくなりました。 (井上善雄通信員) |
平和カレー作り 石川・中央西健康友の会
原水禁世界大会代表派遣に一役、と通所リハの利用者で平和カレー作りをしました。
(中初弓一通信員)
各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。
いつでも元気9月号No.143より