いつでも元気

2010年9月1日

運動の力で!

銭湯への送迎をスタート 石川・金沢北健康友の会

torikumi227_07 当友の会の明成支部では、「町から銭湯が消えて、お風呂に入るのに苦労している」という話が出されました。若い人は少し離れていても歩いていけますが、高齢者にとってはたいへんな問題です。
 世話人会で「お風呂の送迎」をやろうということになり、地域に訪問して聞き取りをおこないました。「どこのお風呂に行きたいか」「何曜日がいいか」など を質問。料金については、「銭湯代のほかにお金をもらったら負担が大きくなりすぎる」ということで、無料でやろうということになりました。
 六月からスタート。「送ってもらえて助かる」「ここのお湯は柔らかくていい」など、よろこびの声がさっそく寄せられています。
 今後は気軽に集まれる場所を確保するなど、送迎以外の要望にもこたえていきたいと話し合っています。
(藤牧渡)

待ち望まれた家族会 岩手・盛岡医療生協

 五月二九日、待望の介護利用者の家族会「ひだまりの会」が結成されました。介護で苦労している利用者が支え合えるよう、結成を目指してきたものです。
 初回はそれぞれが家族会に期待することを出し合い、交流しました。
 「今困っていることについて、すでに克服した人たちの工夫を知りたい」「病気について勉強して、対応の工夫や今後の心構えをしたい」「介護のストレスを 人に話すことで気持ちを発散したい」「同じ悩みをみんなが共通して持っていることを知り、孤立感を和らげたい」「悩みを抱える人たちどうしで集まって気持 ちを表現しあい、情報交換したい」…。
 日頃の具体的悩みも話し合い、二時間があっという間に過ぎました。みなさんの発言から、このような会が本当に待たれていたことがわかりました。
(小笠原栄治通信員)

敬老パス見直しに待った! 宮城・泉病院友の会

 仙台市は、七〇歳以上の方がバスや地下鉄で使える敬老パスの見直しを検討しています。
 見直し「素案」によると、(1)利用限度額(一〇万円)をもうけ、一割を自己負担とする、(2)限度額を超えた分は全額自己負担とする、などとなっています。
 高齢者にとっては病院に通ったり、買い物に行ったりするときに必要不可欠なもので、見直しによる負担増はいのちにかかわります。
 この制度の目的は「高齢者の社会参加を助長し、高齢者の福祉の増進を図る」とあり、「素案」は福祉の趣旨に反します。
これ以上負担が増えないように広く署名を呼びかけ、計画をストップさせたいと思います。
(佐藤真理子)


各地のとりくみをお寄せください。編集の都合上短くする場合がありますが、三〇〇字で、写真もつけてください。毎月の締め切りは七日ごろです。

いつでも元気9月号No.227より

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