いつでも元気

2024年4月30日

レッツ体操

講師 寺岡かおり 日本保健医療大学

がに股改善ストレッチ

 がに股は後方へ重心が移動するため、後ろに転ぶ危険性が高くなります。
 特に階段を上る時は大変危険です。がに股を改善するために、骨盤をまっすぐ立てて姿勢を良くするストレッチが有効です。

1 姿勢と重心の矯正

①両手を下腹に当て、左右の一番突出した骨(上前腸骨棘)と恥骨を結ぶ三角形を作る。
②①の三角形を床に対して垂直に立てる。

2 股関節外旋筋のストレッチ

①仰向けになり、両膝を立てる。
②左足首を右膝に乗せ、右足の太ももを両手で胸に引き寄せて10~30秒間維持する。
◎3セット
※反対側も同じように行う

3 足の外側の大腿筋膜張筋のストレッチ

①仰向けになり、両膝を立てる。
②左足のかかとを右膝に引っかけて
 左側に倒し、10~30秒間維持する。
◎3セット
※反対側も同じように行う


寺岡 かおり(てらおか・かおり) 
日本保健医療大学 理学療法学科 講師
理学療法士、博士(公衆衛生学・筑波大学大学院)
2022年まで東京保健生協(東京民医連)で組合員に運動指導などを行いながら、大学院での研究に取り組む。コロナ禍の高齢者の体力の変化について研究した論文で、第30回日本老年医学会優秀論文賞を受賞

いつでも元気 2024.5 No.390

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