戦争も原発も「さようなら」　９・１９大集会に１万３０００人

　「戦争法」強行から７年を迎えた９月１９日、東京の代々木公園で「安倍元首相国葬反対！　改憲発議と大軍拡やめろ！　さようなら戦争さようなら原発９・１９大集会」が開かれました（主催‥戦争させない・９条壊すな！　総がかり行動実行委員会、さようなら原発１０００万人アクション実行委員会）。台風１４号の接近による悪天候のなか、１万３０００人（主催者発表）が参加しました。
　主催者を代表して総がかり行動実行委員会共同代表の小田川義和さんがあいさつ。憲法違反の国葬、大軍拡、原発政策、医療・福祉、どの課題においても市民の声を聞かない岸田政権の姿勢を批判し、「平和と暮らし第一の政治への転換を求める大きな行動を全国で起こそう」と呼びかけました。
　立憲野党（立憲、共産、社民）が連帯あいさつ。伊波洋一参議院議員（沖縄の風）もメッセージを寄せ、沖縄県知事選挙での勝利とその意義を報告しました。
　作家の落合恵子さんや、改憲問題、青年、女性、福島原発刑事訴訟、東海第２原発反対運動、沖縄・辺野古新基地反対運動の各分野から、市民が発言。集会後は、原宿コースと渋谷コースに分かれてデモ行進し、「国葬反対」「軍事費倍増反対」「福島原発事故を忘れない」などと訴えました。

（民医連新聞　第1769号　2022年10月3日）