民医連新聞

2022年2月22日

国家試験追試の実施を 受験生に特別な配慮要望

 2月8日、医療団体連絡会議は新型コロナウイルスに感染し、医師や看護師などの国家試験を受けられなかった受験生に対し、追試験の実施を求める要望書を厚生労働省に提出。WEBも含め110人が参加しました。全日本民医連事務局長の岸本啓介さんは、「受験者本人、地域医療にとっても深刻な問題。国が責任をもって受験生に特別な配慮を」と要望。山梨・共立看護副学院長の河西光子さんは「2014年、大雪で大規模な交通障害が発生した時、1カ月後に看護師国家試験の追試が行われた。追試は不可能ではない」と指摘。学生も「これまでの努力がコロナでかなわなかった場合、その先の人生をどう過ごせばいいのか」と追試の必要性を訴えました。要請書は643の団体から寄せられました。

(民医連新聞 第1754号 2022年2月21日)

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