民医連新聞

2003年8月18日

原水爆禁止世界大会・長崎 民医連参加者368人が交流

 八月三日の国際会議を皮切りに開催された二〇〇三年原水爆禁止世界大会は、世界の多数のNGOが核廃絶を誓い合い、核兵器廃絶こそが最優先課題であることを確認する意義深い大会でした。

 大会には、海外二三カ国から政府・自治体代表、個人など六八人が参加。国際会議は二六〇人、広島大会は二三〇〇人、長崎は七三〇〇人の参加者が連日、熱い討論を繰り広げました。

 討論では憲法九条の意義があらためて問われました。また二〇〇五年・被爆六〇周年に向け「いま核兵器の廃絶を」の新しい署名を国際的に展開する提起がされました。

*  *  *

 七日夜には、民医連交流集会が長崎で開催され、三二県連から三六八人が参加。実行委員会の青年たちが企画した 「各地の平和活動報告」や「うたごえ」で楽しく交流(写真)。京都の北山奈穂子さん(PT)は、「平和運動を頭で考えるのではなく、実感したくて来た。若 い人が多くてうれしい。」と、宮崎の北漆野祥子さん(看護師)は「平和が大事という人がいっぱいいて、力を感じました」とのべました。(廣田憲威・全日本 民医連理事)

(民医連新聞 第1314号 2003年8月18日)

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