民医連新聞

2021年4月20日

全日本民医連-声明-

 全日本民医連の増田剛会長は、以下の声明を発表しました。

◆  ◆  ◆

ミャンマー軍部の民主主義封殺に抗議

 ミャンマー軍部による民主主義封殺、市民への暴力が続いている。2月1日のクーデター発生以降、非暴力で抗議する市民に対し、一方的に銃火器で応じた軍隊に、3月21日時点で250人を超える人びとのいのちが奪われたと報じられている。
 全日本民医連は、ミャンマー軍政当局に強く抗議する。
 全日本民医連は、日本政府に対し、クーデターの収束と、これ以上の犠牲者を出すことなく、平和裏に民主主義を回復させる、国際的なイニシアティブの発揮を求める。
 全日本民医連は、ミャンマーの医学生・医師・看護師・薬剤師などの医療人をはじめ、数多くの人びとが、民主主義を希求し、ストライキや市民的不服従のたたかいに立ち上がっていることに、心からの連帯を表明する。(3月25日付)

原発汚染水海洋放出決定に強く抗議する

 4月13日、政府は関係閣僚会議で東京電力福島第一原発汚染水の海洋放出を決定した。この決定に、強く抗議する。
 昨年10月、福島県内の漁業者、農林水産業などが猛烈に反対、抗議し、政府は海洋放出を断念した。現在も県内の自治体議会の7割が反対・慎重の決議あげている。
 水揚げ量を事故前の6割に戻すことをめざし、今年4月から「本格操業」に踏み出したばかり。海洋放出は県民の努力を水泡にしてしまう。
 私たちは、汚染水海洋放出は絶対に行わないこと、タンクの大型化で陸上保管を継続し、国内外の英知を結集して解決をはかることを求める。(4月13日付)

*全文は全日本民医連ホームページ。

(民医連新聞 第1735号 2021年4月19日)

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