いつでも元気

2004年7月1日

憲法を生かそう 〝9条〟を九条通りで9日に

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西大路駅前宣伝(写真・板津亮)

京都 毎月さわやか宣伝

 「平和憲法を守りましょう」。勤め帰りの人が行き交う、京都市のJR西大路駅前、宣伝カーの声が響きます。

 戦争放棄の憲法九条に、京都・九条通りをかけて、毎月九日に宣伝行動。吉祥院病院エリアの職員のとりくみです。「平和憲法YES、自衛隊イラク派兵 NO」のかわいいパンフを配っているのは外来看護師の宇野智子さん、リハビリ室の橘美岐子さん。「職場の仲間と交代で参加しています。ここへくると気が晴 れ晴れします」とさわやかな笑顔です。

 マイクを握った看護師の岡滋子さんは「イラクで人質になった人に政府はひどい言葉を投げつけています。人質事件は、自衛隊を派遣したからこそおきたのではないでしょうか」と語りかけます。

 活動責任者の石倉正宣さんは「有事法案が、自民・公明に、民主党まで賛成して衆院を通ってしまった(5月20日)。国民をアメリカの戦争に強制的に協力 させるこの法案に、衆院議員の九割が賛成というのにぞっとします。国民の気持ちと国会の議席が完全にかけ離れている。アメリカの戦争の実態が次々明らかに なりこれではダメだと世界中の人が実感しているときに、日本の国会はほんとうにおかしい。参議院選挙を、戦争する国にはさせないぞ、という意志表示の場に しなくては」ときっぱり。
(清原巳治編集委員)

いつでも元気 2004.7 No.153

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