健康・病気・薬

2016年10月31日

私たちのまちづくり

写真通院が困難な方のために 京都・久世健康友の会

 当友の会の助け合いボランティアを立ち上げて8年。「生活上の困ったこと、お手伝いします」と、庭の剪定やふすまの貼りかえなど、これまで230件を超える依頼に応えてきました。
 一方、久世診療所では患者さんの通院が困難になってきていることが話題に。当友の会役員会では昨年、会員を対象にアンケートを実施し、「久世は交通が不便。バスも減り通院が大変」「足腰が痛くて受診できない」という声が寄せられました。
 この問題を解決するため、通院の送迎ボランティアを友の会として開始することに。車は診療所のものを借りました。4~6月を試行期間とし、気付きや反省を会議で出し合い、7月から本格運行が始まりました。住み良いまちづくりを目指し、これからも頑張ります。
(吉田冬美)

有償ボランティア始める 北海道・日胆勤医協在宅

 当法人では今年度より新総合事業への対応として、友の会と共同して地域支え合い事業の有償ボランティアをスタート。利用件数は7月末で129件になりました。登録ボランティアは60人で、男性ボランティアも活躍しています。
 春には草取りや畑起こしなどの農作業や、介護保険では対応できない依頼にも応え、ご本人の生活の質の向上にもつながって好評です。他の介護事業所からの依頼も多くなっていて、退院した方の身体介護の依頼も増えています。
 安心して住み続けられるまちづくりに向け、地域に根差した友の会との共同事業として、これからも発展させていきたいと思います。
(三隅雅彦)

班のない地域で健康チェック 鹿児島・奄美医療生協

 7月21日、当医療生協金久支部が矢之脇町で健康チェックを行いました。同町には医療生協の班がなく運営委員もいないので、長年「医療生協運動を活発化させたい」と思ってきました。
 前回の準備不足、宣伝不足の反省を踏まえ、今回は入念に準備。暑い中運営委員と職員が町内を回り、各戸に案内チラシを配布しました。町内自治会の協力も得て、町内放送で宣伝もしていただきました。そのかいあって、今回は開始前から人が訪れ、開始時間には町内の方で会場がいっぱいになりました。
 終わってみると、前回に比べて受診者は倍増。自治会長さんと次回開催の約束も取り付け、今回の健康チェックは大盛況となりました。同町の活性化に向けて、良いきっかけづくりになればと思います。
(石井仁久)

運営委員でマップづくり 東京保健生協

 当保健生協南大泉支部は8月6日、運営委員16人が集まって支部のある地域のマップを作りました。
 まずはマップに何を記すのか話し合い、拠点になる運営委員の家や、機関紙の手配り協力者100人の家、組合員が集まる24の班会会場、まちかど健康チエックの開催場所、公共施設、コンビニ、スーパー、クリニックなどが候補になりました。
 記すものが決まったところで、組織部が準備した地図に項目ごとに色分けしたシールを貼りました。作成したマップを張り出して検証し、これからの課題も見えてきました。
 引き続き必要なものをマップに補充していって、居場所づくりや助け合い見守り活動に役立つものにしていきたいと、参加者の意見が一致しました。
(末浪和美)

いつでも元気 2016.11 No.301

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