各地のとりくみ

2016年8月31日

力合わせてがんばろう

地震に負けない くまもと健康友の会

genki299_39_01 熊本地震で震度七の大地震に二度も見舞われた益城町は、壊滅的な被害を受けました。しかし、民医連がいち早く災害対策本部を立ち上げて医療支援を始め、訪問活動などで被災者を励ましてくれたことで、大きな勇気をもらっています。
 当友の会益城班では農地を借り上げて、無農薬の野菜作りをしています。六月五日は、震災前に植えたじゃがいもの収穫をおこないました。
 会員の中には、避難所や町外などに避難している人も多く、当日は九人の参加となりました。前週におこなった玉ねぎの収穫に続いて、今回もたくさん収穫でき、参加者の顔も輝いていました。七月には枝豆や大豆を植えようと、張り切っています。
(澤田育男)

これからも支援を 宮崎医療生協

 当医療生協は六月上旬までに、一五人のスタッフを熊本地震支援に派遣しました。六月八日には宮崎生協病院で、五月に支援に参加した看護師、理学療法士、事務による報告会をおこない、約五〇人が参加しました。
 理学療法士は阿蘇地方の施設などで、集団や個別のリハビリを実施。全力で復興にとりくんでいる実態や被災地の状況なども報告しました。
 五月末に支援に入った看護師は、介護施設で利用者のお世話と病院の支援などをおこないました。「少しずつ復興の見通しが立ってきたが、病院や施設で働くスタッフが熊本市外に避難したため、数少ないスタッフで対応せざるを得ない状況」との報告もありました。
 熊本地震の復興には、医療・福祉・介護の分野から長期にわたる支援が必要です。「今後も支援要請に応えていきましょう」と締めくくりました。
(西亜記子)

辺野古支援を報告 医療生協さいたま

 四月二五~二七日の三日間、辺野古支援・連帯行動に参加しました。そこで学んだことを朝会での学習会、お昼休みを使っての報告会、支部長会議と、延べ五回、五五人の職員、組合員に報告しました。
 報告を聞いた職員や組合員からは「辺野古移設が自然破壊になるのだと、改めて実感した」「沖縄県民がいかに危険と隣り合わせか知った」「やっぱり日米安保条約はいらない」「もっと学んで、子どもたちにも伝えたい」などの感想が寄せられました。
 私も今回参加したことで沖縄の現状を知り、基地のない本当の意味での平和な暮らしが実現できるように、声を上げ行動することが大切だと学びました。これからも多くの人に関心をもってもらえるように、沖縄での経験を伝えていきたいと思います。
(天野夏生)

通し行進者に折り鶴託す 京都・山科健康友の会

 原水爆禁止国民平和大行進の東京~広島コースが六月二一日、滋賀県から京都府に入りました。当友の会の地元である京都市山科区では、三〇〇人が参加して引き継ぎ集会がおこなわれました。
 大宅診療所では、毎年平和を願って、待合室に色紙を置いて患者さんに折り鶴を折ってもらっています。また通所リハビリテーションでは、利用者の方に折り鶴を折ってもらいました。折り鶴は引き継ぎ集会で通し行進者の方に託しました。
 当日は山科区の網の目行進もおこなわれ、引き継ぎ集会と京都市役所までの平和行進合わせて、四〇人の友の会員や職員が参加しました。
(矢田真一)

いつでも元気 2016.9 No.299

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