民医連新聞

2014年6月16日

川内原発再稼働やめろ・大抗議 1万人が国会へ

 「川内原発再稼働やめろ 官邸・国会前☆大抗議」が六月一日に行われました(主催・首都圏反原発連合)。政府は、九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)を皮切りに、各地で原発を再稼働させようとしています。一万人が国会周辺に集まりました。
 国会正門前のステージでは、川内原発の再稼働に反対する地元市民や議員のほか、政治家や著名人、各地で再稼働反対の活動をする人たちがスピーチ。
 全日本民医連の副会長で鹿児島民医連の馬渡耕史医師も登壇し、「県は川内原発の重大事故を想定した避難計画を出したが、三〇キロ圏内の病院や施設にいる 一万四〇〇〇人の患者や利用者は、数にも入っていない。要援護者や住民の安全さえ尊重できずに、再稼働などありえない。運動の力で国や自治体を追い詰めよ う」と、怒りをこめて訴え、共感を呼びました。
 川内原発から三〇キロ圏内には、鹿児島市など九市町が入ります。五月三〇日には「原発なくそう! 九州川内訴訟」の原告二三人(鹿児島、熊本、宮崎) が、九電に対する再稼働差し止めの仮処分を鹿児島地裁に申し立てています。

(民医連新聞 第1574号 2014年6月16日)

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