民医連新聞

2013年4月15日

「生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見書提出を求める陳情」が採択 千葉・大網白里市

 国に生活保護基準引き下げをしないよう求める陳情が、千葉県大網白里市議会で採択・議決されました。陳情は昨年11月に地域の社会保障推進協議会(社保 協)などが提出し継続審議中でした。 議員20人のうち反対は1人。「陳情が出た当初は『不正受給があるのでは?』などの疑義を出す議員もいた。しかし議 会に生活保護担当課を呼ぶなどして、事実を確認した結果です」と採択に動いてきた上家初枝市議会議員(共産)。「生活保護に関わって一般的に流されている 情報は誤っています。不正受給はわずかで、生活保護=不正でないことや、受給者の多くが高齢者や母子世帯だと知ると、保守系議員たちも『セーフティーネッ トを削るのはダメだ』との意見になりました」。

(民医連新聞 第1546号 2013年4月15日)

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