民医連新聞

2012年6月4日

大飯原発再稼働許さない 福井県庁前で連日座り込み

 関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働に向けた動きが強まる中「再稼働許さない」の座り込みが、五月二一日から行われています。
 福井民医連も参加する原発問題住民運動福井県連絡会の呼びかけです。同連絡会事務局長として活動している県民医連の林広員さんからのリポートです。

***

 座り込み開始直後から、県原子力安全専門委員会が開かれ、県側もピリピリしているのが感じ られました。連日近県からの応援もあり、励まされています。京都からは、今後も民医連、県評、新婦人と連日の支援が入っています。道行く人から、署名の協 力やカンパ、今川焼などの差し入れもありました。
 座り込みのほか、要請はがきやファクスを県知事あてに送ることなどにもとりくみます。また「大飯原発、今なぜ再稼働? ふくいにあつまろう」実行委員会主催で、県議会各派と「聞きあう会」を開催。六月中に再稼働阻止の福井県民集会も検討しています。

【再稼働、 容認できぬ 全日本民医連が声明】

 全日本民医連は、五月一九日付で「国民・県民の意思に逆行する大飯原発3、4号機の再稼働は絶対に容認できない」とする会長声明を発表しました。
 五月五日に、日本の稼働原発がゼロになったことは、「原発なくせ」の声が全国で広がった結果で、多くの国民がこの状態の継続を望んでいる、と指摘。国は 原発依存から脱却し、全原発の廃炉計画と再生可能エネルギーへの方針転換を明確にすべき、としています。(全文はHPで)

(民医連新聞 第1525号 2012年6月4日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ