民医連新聞

2012年5月21日

幅広い市民団体が TPP反対集会

 四月二五日夕、東京・日比谷野外音楽堂で「STOP TPP!! 一万人キャンドル集会」が開かれました。
 主催は、JAを始め市民団体、医療、農業、労組、消費者など約四〇団体でつくる実行委員会など。日本の環太平洋連携協定(TPP)参加を止めよう、という一致点で幅広く集まり、全日本民医連も参加しました。
 各分野からの告発とTPP参加反対のとりくみを広げるリレートークでは、医療分野を代表して、東京民医連の看護師・井澤有里美さんが発言(写真)。「日 本がTPPに参加することになれば、国民皆保険制度が崩壊してしまいます」と、影響を訴えました。
 また、韓国やアメリカなど海外からの連帯メッセージも紹介されました。
 最後に集会実行委員会を代表して、「TPPに反対する人々の運動」の菅野芳秀共同代表が「このたたかいは負けるわけにはいかない。国境を越えた国際的な 反TPP運動と連帯して運動を強めよう」と訴え。国会までキャンドルを持って請願デモを行いました。

 この日は日米首脳会談を前に、野田首相がTPP交渉への参加を表明しないよう要求する、様々な行動が都内でとりくまれました。

(民医連新聞 第1524号 2012年5月21日)

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