民医連新聞

2012年5月7日

消費税増税はストップを!! 4・12国民大集会ひらく 怒れる5000人、日比谷へ

 四月一二日、東京・日比谷野外音楽堂で「消費税大増税ストップ! 4・12国民大集会」が開かれ、約五〇〇〇人が参加しました。通路や外にも人がびっしり。「増税は復興の妨げ」などとアピールしました。
 呼びかけ人を代表し、主婦連会長の山根香織さんと、ジャーナリストの斎藤貴男さんがあいさつ。「消費税増税は安心して仕事し子どもを育てるという夢を奪 う」(山根氏)、「これは弱い者いじめ。野田首相は増税に『命をかける』『国民に注射を』などと言うが、国民に毒を注射するのか」(斎藤氏)と訴えまし た。日本共産党、民主党の国会議員も参加しました。
 母親、中小業者、農民、派遣労働者などがリレートーク。兵庫の歯科医師の吉岡正雄さんは、医療機関で医療品・医療機器にかかる消費税の額を紹介し、患者 の受診抑制も招くと強調。福島県の斎藤富春さんは、仮設住宅の寒さで水光熱費がかさみ、失業手当も切れ始めた被災者の生活を報告し「消費税増税は避難者に は『政治災害』で、復興の妨げ」と抗議しました。
 集会後、参加者は国会に向けてデモ行進をしました。

(民医連新聞 第1523号 2012年5月7日)

リング1この記事を見た人はこんな記事も見ています。


お役立コンテンツ

▲ページTOPへ