医療・福祉関係者のみなさま

2011年4月4日

全日本民医連 医師臨床研修センター 「イコリス」 ―4月1日からスタート

センター長尾形和泰(かずひろ)さん

勤医協札幌病院副院長(総合診療医)

 多くの研修医、医学生、高校生に、民医連医療の意義と研修制度の良さを伝え、民医連への参加を促すことを目的に、四月一日に「全日本民医連医師臨床研修センター」がスタートしました。センターの愛称は「aequalis=イコリス」。ラテン語で「平等」の意味。
 民医連では、二〇〇四年の必修化前から研修病院の整備をすすめ、プログラムや教育条件づくりに努力してきました。今後、初期研修・後期研修ともに、質を より高め、魅力的にし、それを民医連の内外に発信していくことが課題です。
 センターは三九回総会方針で提起された「オール民医連での医師研修」の要になります。当面は、(1)経験の集約(交流)と情報発信のセンター、(2)研 修医や事業所からの相談を受ける研修相談窓口になる、機能を医師部・医師研修委員会と協力して担います。具体的にはホームページを立ち上げ、対応していき ます。
 センター長には尾形和泰医師(全日本民医連理事)、副センター長には山田秀樹医師(東京・立川相互病院)が就任しました。
 尾形センター長は、「民医連に入職してから二〇年以上、ずっと医師研修にかかわってきました。センター長に任命され、身が引き締まる思いです。全国の臨 床研修に関する様ざまなとりくみや情報をどんどん発信し、多くの医学生や研修医と交流していきたいと思っています。ぜひ応援して下さい」と語っています。

(民医連新聞 第1497号 2011年4月4日)

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