民医連新聞

2007年10月1日

4年連続の熱中症調査 対策求めて府と懇談 大阪民医連

大阪民医連は、七月二三日から八月四日の二週間、六五歳以上の独居・老夫婦四七五人を対象に熱中症調査を行いました。
 四年連続になる今年は、事前学習で熱中症や予防方法も勉強しました。調査には職員約五〇〇人が参加、予防パンフや水、九条茶を持って高齢者さん宅を訪問しました。
 六〇代の女性は、電気代が心配でクーラーは使いません。室温は三一度に達し、スタッフは「座っているだけで汗がふき出してきた」と。調査の結果、室温が三〇度以上だった世帯は七〇%を超えました。
 九月一三日、結果を持って大阪府と懇談。熱中症予防を知らせること、低所得者にクーラー購入や電気料金を補助することを求め、要望書を提出しました。
 生活保護世帯に対して、府は「生活費の中での購入が基本だが、厚労省に夏季加算の創設をお願いしている」とのべました。

(民医連新聞 第1413号 2007年10月1日)

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