医療・福祉関係者のみなさま

2010年4月5日

楽しく遊(あそ)ビリテーション 鹿野温泉病院

【鳥取=原朝子通信員発】当院は一八七床、四病棟すべてが療養病床です。単調な生活の中でも変化を感じてもらうた め、「遊ビリテーション」を週一回、各病棟で開いています。内容は患者の機能訓練や心身の機能向上をめざし、楽しく身体を動かし、五感を大切にするさまざ まな企画です。計画は介護福祉士が主体となってすすめています。
 今回の企画は、旧鹿野小学校の跡地で演劇活動をしている「鳥の劇場」から劇団員三人を招いて開いた朗読会です。一時間でしたが、三七人の患者が楽しみま した。「感情表現が上手くて目を閉じていれば情景がまぶたに浮かぶ」「紙芝居などもしてほしい」など、たくさんの感想と要望が出されました。
 今後も、地域の人びとに協力をお願いして、患者の生活の質を上げる「遊ビリ」企画を提供していきたいと思います。

(民医連新聞 第1473号 2010年4月5日)

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