民医連新聞

2009年7月20日

医師臨研で県と懇談 県「国に要望出す」 兵庫民医連

【兵庫発】六月一日、医師臨床研修制度の見直しについて、県の医務課長と尼崎医療生協病院の冨永弘久医師が懇談しました。今回、県ごとに募集定員の上限が決められましたが、機械的な定員削減は、県北部の医療崩壊を加速させかねない状況です。
 研修担当の経験もある医務課長は問題をよく理解しており、見直しは「がんばって医師を確保してきた病院が報われない内容でおかしい」とのべ、対応につい ては「県として募集枠の調整は考えていない。国には要望書を上げる予定」とのことでした。「(尼崎医療生協病院には)これだけ実績があるなら、ぜひ六人の 定員は守って下さい」とも語りました。(中 知枝、事務)

(民医連新聞 第1456号 2009年7月20日)

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